河野太郎デジタル相は28日の記者会見で、令和8年中の導入を目指す次期マイナンバーカードの名称変更に関する意見応募を呼びかけた。河野氏は以前から名称変更の可能性を主張。有識者の議論を経た見直しの方向性では「マイナンバーを利用しないカードの活用法も多く存在する」として、変更の是非や変える場合の名称を引き続き検討するとした。 デジタル庁はマイナカード刷新に関する一般からの意見を募集中で、河野氏は「新たな呼び方についても幅広い意見をお待ちしている」と述べた。 次期カードに関して同庁は21日、氏名、生年月日、住所、顔写真、12桁のマイナンバーは現行通り記載する一方、性別は券面から削除するとした見直しの方向性を示した。 応募は12月8日まで政府の行政情報ポータルサイト「e―Gov(イーガブ)」で受け付ける。