さらに複数の千葉市議によると、同市議会が元年12月、反政府デモが続く香港情勢を憂慮する決議案を採択する直前に、中国大使館の関係者を名乗る人物が議会事務局に対する電話で「(決議は)両国のためにならない」と牽制(けんせい)していた。採決時に賛成討論を行った桜井崇市議は「議会に対する恫喝(どうかつ)だ。決議案は民主的な手続きで採択されるもので、中国のやり方こそ内政干渉だ」と語った。 また、神奈川県鎌倉市議会は平成28年6月に中国の人権状況の改善を促す意見書を、同年9月には台湾の国際機関への正式加盟の支援を求める意見書を採択した。台湾に関する意見書採択の数日後、中国大使館の参事官が議会事務局に、電話で「第三者である市議会が中国の少数民族について言う筋合いはない」と抗議したという。 意見書に関わった上畠寛弘元市議は「地方でも中国共産党の方針に反する動きは小さなうちに潰したかったのではないか」と振り返
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