女子高校生サポートセンター「コラボ」には、児童ポルノをめぐる相談も数多く寄せられている。 悪質な業者に「モデルになりませんか」と街でスカウトされた母娘のケースでは、母親が別室で待機している間に娘のみだらな写真を撮影されてしまった。「小さな子供は大人に言われるままにポーズを取ってしまう。14、15歳ごろになってその意味を知り傷ついている」とコラボ代表の仁藤夢乃さん(25)。 写真撮影会のモデルのアルバイトできわどい水着を着けさせられたり、恋人に頼まれてLINEで裸の写真を送ってしまったりした女子高校生らが、後になって「怖くなった」と駆け込んでくることもある。 仁藤さんは「児童ポルノは需要も供給も大人が作り出している。規制反対派の大人には自分の権利だけでなく、子供の権利をもっと考えてほしい」と訴えた。
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