国内外の批判の高まりのなかで、自民党の鈴木章浩都議がセクハラやじを飛ばしたことを名乗り出たのは、日曜日をはさんで5日後のことで、自民党全体の反省のなさを浮き彫りにするものです。しかも、鈴木都議が認めたのは「早く結婚した方がいいんじゃないか」という発言だけで、「子どもを産めないのか」といったほかのやじについては、“犯人”がまだわかっていません。 改憲団体正会員 鈴木都議は、大田区選出で現在3期目、都議会自民党の政調会長代行を務める“幹部”です。 みずからのホームページには、「政策の10か条」として6、7番目に「子育て支援の充実」「女性が働きやすい社会の実現」と掲げていますが、今回の事件で「看板に偽りあり」であったことが明らかになりました。 鈴木氏は、改憲・右翼団体「日本会議地方議員連盟」の正会員で、2012年8月には、他の地方議員らとともに、上陸が禁止されている尖閣諸島の魚釣島に立ち入ったと