'19年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、松永真菜さん(当時31歳)と長女・莉子ちゃん(当時3歳)の2人が死亡し、9人が重軽傷を負った「池袋暴走事故」。4月27日、東京地裁で飯塚幸三被告に対する被告人質問が行われた。加害者家族をサポートするNPO法人『World Open Heart』の理事長・阿部恭子さんの元に、飯塚被告の家族から電話があったのは、事故後の 2019年4月下旬のこと。その後も家族からの相談を受け、初公判から傍聴を続けてきた。そんな阿部さんの目に映る、被告人の姿とはーー。 被告人質問に突入 4月27日、「池袋暴走事故」で自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた飯塚幸三被告の7回目の公判が、東京地裁で開かれた。これまで被告人は車の故障による事故だったとして過失を否定してきたが、弁護側は証人を出すこともないまま被告人質問に突入した。 車イスで証言台に着いた被告人
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