朝鮮学校を「高校無償化」制度から除外するという日本政府の発表後、広島県では「県民の理解を得がたい」という理由で、来学年度の当初予算案に広島朝鮮学園への補助金を計上しないことを決定し、同時に保留状態にあった今年度分も払わないと決めた。広島市も県の方針に従った。 このような状況で「広島朝鮮学園に対する補助金打ち切りに抗議する緊急集会」が1日、同校で行われ、県と市の決定撤回を求めた。 集会には、県内の同胞、保護者、高級部生徒、日本人士ら350人が参加した。 集会では、広島初中高教育会の韓政美会長による現状報告に続き、オモニ会の梁明子会長、教員代表の秋剛鎬さん、生徒代表の柳美久さん(高3)が発言した。発言者たちは、「学ぶ権利が奪われる危機感を感じる」「こんなにも露骨な差別を初めて受けた。私たちの存在とは一体何なのか」「配慮ある対応をしてほしい」と話した。 続いて、日本原水爆被害者団体協議会の坪井直
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