韓国のパク・クネ大統領は、ソウルを訪れている中国の楊潔*チ国務委員と会談し、この中で、初代韓国統監を務めた伊藤博文元総理大臣を暗殺した独立運動家、アン・ジュングンの石碑の設置が順調に進んでいるとして、感謝の意を示しました。 この問題は、日本の初代総理大臣で初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺した、韓国の独立運動家、アン・ジュングンについて、パク大統領がことし6月に中国を訪問した際、習近平国家主席に、中韓両国民が共に尊敬する歴史的人物だとして、ハルビン駅での石碑の設置に協力を求めていたものです。 これについて、パク大統領は18日、中国の外交を統括する楊国務委員とソウルで会談したなかで、石碑の設置が順調に進んでいるとして、感謝の意を示しました。中国政府はこれまで、設置を認めるのかどうか具体的な方針を明らかにしていませんが、韓国政府は18日の会談で、楊国務委員も円滑に進んでいることを満足していると