次世代の党の山田宏幹事長は10日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」がホームページ上で次世代の党を「日本版ネオナチ」と批判したことに対し「全く当たらない。レッテルを貼って自分たちを際立たせる卑劣な手法だ」と反論した。都内で産経新聞の取材に答えた。 赤旗が2日付で掲載した記事は、山田氏らが河野洋平官房長官談話を取り消すように求めていることについて「歴史偽造の急先鋒=『日本版ネオナチ』としての本性をむき出しにした」と非難している。 山田氏は共産党の山下芳生書記局長に抗議し、公開討論会の開催を申し入れたが、山下氏は「赤旗の記事は赤旗が対応する」と拒否。山田氏は「党の機関紙なのだから説明すべきだ」と共産党に改めて要求している。