自民党の稲田朋美政調会長は13日、民進党の岡田克也代表の発言に対する稲田氏の抗議に、岡田氏が「全くの事実無根」などと反論したことに対し、「事実をことさら歪曲(わいきょく)し、嘘の上塗りを平気で行う態度は決して許されるものではない」との再抗議文を送った。報道各社に文書で明らかにした。 岡田氏は安倍晋三首相が今年2月3日の衆院予算委員会で、戦力の不保持を宣言した憲法9条2項の改正の必要性に言及したことに関連し、今月3日のNHK番組で「わざわざ稲田政調会長に質問させて首相が答えている」と発言した。 稲田氏は再抗議文で、「私が訂正と謝罪を求めたことに対し、『首相が指示したとは言っていない』『事実無根』と訂正も謝罪も拒否する回答をなされた」とし、「野党第一党の代表として、国民に対して恥ずかしくない、真摯(しんし)かつ誠実な回答を改めて強く申し入れる」と再度の回答を求めた。
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