「『みんな違って、みんないい』。それぞれが個性を生かすことができる社会をつくっていく」 安倍晋三首相は12日、夏休みを利用して山口県長門市に帰省し、昨年12月に完成した地元出身の童謡詩人、金子みすゞのブロンズ像を見学。安倍政権が進める1億総活躍社会の実現に向け、みすゞの詩『わたしと小鳥と鈴と』を引用して記者団に決意を語った。 お盆期間の帰省は1年ぶりで、首相は「久々に地元の皆さんとお目にかかれてまた力が湧いてきたような気持だ」と述べ、集まった支援者らに「金子みすゞの歌を通じて、もっと皆さんが生まれたこの町のことを好きになってもらいたい」とあいさつした。 首相はその後、長門市役所を訪れ、大西倉雄市長と面会。市が進める地方創生の取り組みについて説明を受け、「しっかり応援する」と後押しすることを約束した。
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