補助金停止に反対する山口県庁前での座り込みには多くの日本市民が参加し、同胞たちとともに怒りの声をあげている。 「密接な人間関係が築かれている朝鮮学校の温かい環境に教育の原点がある」と話す松岡節子さん(64)は福岡在住で、40年近く養護教諭を務めてきた。昨年には山口初中の保健室設置に向けて学校関係者と協力して勉強会を開き、同校の運動会で救護班を担当するなど協力を惜しまない。 「どのような状況でも子どもたちの学ぶ権利は保障されないといけない。自分の力が及ばず現状を打破できていないことを申し訳なく感じる」。 昨今の日本社会では、「攻撃の矛先を向けられているマイノリティーの存在が覆い隠されてしまっている」と警鐘を鳴らし、「歴史や差別などの問題を正しく理解しないといけない。友人たちにも朝鮮学校に対する認識を持ってもらえるように働きかけていきたい」と語った。 日本共産党の木佐木大助県議は、「在日朝鮮人
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