中日の木下雄介投手(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 中日の木下雄介投手が8月3日に亡くなった。27歳だった。木下さんは7月6日、トレーニング室で休憩中に突然意識を失ったという。心肺停止状態だったためトレーナーが自動体外式除細動器(AED)で処置をし、午前11時30分ごろに救急車で名古屋市内の病院に搬送された。入院後も意識不明の状態が続き、帰らぬ人となった。報道によると、ナゴヤ球場で取材に応じた加藤球団代表は死因などについて「家族の意向もあるので言えない」と説明したという。 【写真】驚くほど美しいと米国で話題になった日本人投手の奥様はこちら(他7枚) 木下さんは何度も苦難を味わったが、「不屈の闘志」ではい上がってきた。大阪で生まれ育ち、高校は徳島県の生光学園へ。甲子園出場はならなかったが、四国屈指の好投手として知られていた。だが、駒澤大学に進学して右肘を故障して1年途中で中退。大阪