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能力と池田信夫に関するcastleのブックマーク (62)

  • 就活の映す「泥舟化する日本」 : 池田信夫 blog

    2011年01月27日09:55 カテゴリ経済 就活の映す「泥舟化する日」 きのうのアゴラ就職セミナーは満員で、すごい熱気だった。特に学生からの質問が切実で、「企業が何を求めているのかわからない」とか「私の大学はもともと相手にされてないのだろうか」といった不安が大きいことがよくわかった。 城さんの話のポイントは、日の会社が「2階建て」になっていて、2階の大企業の正社員が「ローリスク・ハイリターン」である構造を前提にすると、学生の大企業志向はやむをえないということだった。このような二重構造が日の労働市場を非効率にしているのだが、学生がそれを変えることはできない。とりあえず2階にもぐりこむノウハウを身につけるしかない。 皮肉なのは、労働者に要求されるスキルと大学教育のギャップが大きくなって、学歴の意味があまりなくなっているのに、逆に学歴差別が激化していることだ。かつては物理的に制約されて

    就活の映す「泥舟化する日本」 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2011/01/27
    「日本の会社は「2階建て」。2階の大企業の正社員が「ローリスク・ハイリターン」」「労働者に要求されるスキルと大学教育のギャップが大きくなって、学歴の意味があまりなくなっているのに、逆に学歴差別が激化」
  • 「新卒一括採用」はなぜ直らないのか : 池田信夫 blog

    2010年12月15日22:35 カテゴリ経済 「新卒一括採用」はなぜ直らないのか 大学生の就職内定率が6割を切り、今年は史上最悪の就職難だといわれている。大学の3年生も今から就活に必死で、授業が成り立たない。この元凶は、よくいわれる新卒一括採用だが、これは現在の年功序列を前提とする限り、変えることはむずかしい。逆にいうと、これだけ横並びの採用慣行が残っているということは、いまだに企業に年功序列が根強いことを示している。 年功序列は長期雇用(いわゆる終身雇用)と一体だと思われている。しかし長期雇用は多くの国に(多かれ少なかれ)みられる雇用慣行だが、日のように「*年入社」で厳格に人事管理を行なっている国は、以前の記事でも書いたように韓国ぐらいしかない。これは儒教の「長幼の序」の影響だともいわれるが、家の中国にはそういう慣行はない。 このような年功序列は、経験の蓄積によって年長者の賃金がお

    「新卒一括採用」はなぜ直らないのか : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/12/16
    「中途採用が増えると序列が崩れて人事管理が面倒になる。年次で昇進させるのは、人事部が社員の能力を評価できないから」「欧米の企業では、採用するのは社員が配属される部署のボスなので、必要な専門能力は明確」
  • 新しい意思決定理論 : 池田信夫 blog

    2010年11月10日00:15 カテゴリ経済 新しい意思決定理論 「人間は合理的じゃないから経済学は非現実的だ」という類の批判はいやというほど聞かされるが、それに代わる現実的な理論を提示した人はほとんどいない。その数少ない例外がカーネマンのプロスペクト理論だが、書はこうした新しい意思決定理論のユニークな入門書である。数式はほとんどなく、身近な意思決定を題材にした例題がたくさんあって読みやすいが、テーマは著者の研究書と同じく、メカニカルな合理主義に代わる現実的な意思決定理論を構築しようということだ。 その出発点は、プロスペクト理論で実験的にも証明された基準点の概念である。人間は外界の刺激を受けたとき、その絶対値をみて効用を最大化するのではなく、初期値からプラスかマイナスかに反応する。サイモンの限定合理性(bounded rationality)も、正確に訳せば「制約された合理性」であり

    新しい意思決定理論 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/11/10
    「人々は不確実性(unknown unknown)よりもリスクを、リスク(known unknown)よりも事実(known known)を求め~人間は、客観的意識的に選択するのではなく、何もないかぎり習慣的に行動し、不利な変化が起きたとき受動的に反応する」
  • 仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 : 池田信夫 blog

    2010年10月18日21:43 カテゴリ法/政治 仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 きょう自民党の鶴保参院決算委員長は、仙谷官房長官に「国務大臣として品位を汚すことなく、真摯かつ適切な答弁に努めることを強く望みたい」と異例の注意をした。特に論議を呼んだのは、15日の予算委員会の答弁だ。 予算委に経済産業省の古賀茂明氏(昨年まで国家公務員制度改革推進部事務局)が、みんなの党の参考人として出席し、官僚が公務員の身分のままで独立行政法人などに天下りする現役出向について「不透明な癒着は公務員の身分を維持して行っても全く同じことが起きる可能性があり、非常に問題だ」と証言した。これに対して仙谷長官は、求められてもいないのに、こう答弁した:職務と関係ないことでこういう場に呼び出すやり方は、はなはだ彼の将来を傷つけると思います。優秀な人であるだけに、大変残念に思います。この霞ヶ関文学を普通

    仙谷官房長官が衣の下から見せた「お役所の掟」 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/10/19
    「(キャリア官僚は)課長の意見を忖度して、その意に沿うペーパーを書かないと、次にどこに飛ばされるかわからない」「戦前の高等文官は~大蔵省で上司と喧嘩して農商務省に入りなおす、というようなことができた」
  • 前例主義と未来志向 : 池田信夫 blog

    2010年06月03日17:09 カテゴリ法/政治 前例主義と未来志向 今週のニューズウィークに書いたように、鳩山政権の破綻は、首相の優柔不断な性格もさることながら、内閣制度の欠陥によるところも大きい。しかし首相官邸の機能を強化しても、前例を極端に重視する霞ヶ関の風習が直らないと、このような悲劇が繰り返されるだろう。 経済学では前例(sunk cost)は無視して未来志向コスト(forward-looking cost)だけを考えろと教えるが、法学では逆に前例を守るべきだと教える。特に最高裁の判例には法律と同じぐらいの重みがあり、たとえば解雇についての最高裁判決は下級審の基準となる。解雇の違法性についての解釈が裁判所によってまちまちだと、訴訟が頻発してビジネスに支障をきたすので、判例は法的な予測可能性を高めて不確実性を削減するのである。 官僚の行動様式も同じで、各省折衝で法律が経済的に正し

    前例主義と未来志向 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/06/03
    「経済学では前例は無視して未来志向コストを考えろと教えるが、法学は前例を守るべきと」「経済学では予測可能性は100%と考え、不確実性も確率的に計算可能だと仮定し、時間整合性を重視して期待効用を最大化する」
  • 肉中の哲学 : 池田信夫 blog

    2010年03月12日23:09 カテゴリ科学/文化 肉中の哲学 ジョージ・レイコフというのは日ではほとんど知られていないが、言語学ではチョムスキーと並ぶ教祖的存在である。彼らの「メタファー」の概念は、100年前にマッハが注目した「ゲシュタルト」に近い。『感覚の分析』で「空間形態」と訳されているのが空間ゲシュタルトである。 レイコフ=ジョンソンのメタファーは、メタファーがすべて身体に由来するという疑わしい仮説を除くと、ゲシュタルトやパラダイムといった概念とほとんど同じである。この思想は、マルクスやニーチェとつながっている。 マルクスが「イデオロギー」と呼び、ニーチェが「パースペクティブ」と呼んだ概念がゲシュタルトの元祖だが、彼らが「支配階級の思想」といった利害対立で考えていた概念を、マッハは純然たる認知的な枠組として科学に応用し、これが相対性理論を生んだことは有名だ。 こうした認知論的

    肉中の哲学 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/03/13
    「「支配階級の思想」と利害対立で考えていた概念を、マッハは純然たる認知的な枠組として科学に応用」「(枠組が形成され)全体が個物に先立つ」「メタファー=フレームがどうやって成立するのか、はフロンティア」
  • シグマ計画 : 池田信夫 blog

    2006年09月01日01:00 カテゴリIT シグマ計画 経済産業省は、「日の丸検索エンジン」について50億円を概算要求することを決めた。これは初年度だけの予算で、総額は300億円といわれる。これについて取材した記者が、経産省の担当者に「過去に第5世代コンピュータやシグマ計画が失敗したことをどう考えているか?」と質問したところ、驚いたことに「知らない」と答えたそうだ。第5世代については、先日の記事でも紹介したので、シグマについてごく簡単にまとめておく。 シグマ計画は、1985年から5年かけて250億円の国費をつぎこみ、国内のコンピュータ・メーカーを集めて、日語で使えるUNIXツールの標準規格をつくろうという計画だったが、これについての通産省の事後評価は存在しない。業界でも、シグマの話はタブーとされており、ウェブにも関連する情報はほとんど出ていない。当事者の話としては、提唱者のインタビュ

    シグマ計画 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/03/10
    「ソフトウェア開発を効率化しなければならない、という目的」「予算の殆どはコンピュータやネットワークのコストとしてメーカーの食い物にされ、全国に性能の悪いΣワークステーションをばらまいただけに終わった」
  • 自然科学モデルの限界 - 『行動経済学』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書) 著者:依田 高典 販売元:中央公論新社 発売日:2010-02-25 クチコミを見る このごろ行動経済学についてのがたくさん出るようになったが、ほとんどはカーネマン=トベルスキーなどの実験を日常生活に応用してアノマリー(特異性)の実例をあげるもので、いささか傷だ。書はこうしたおもしろとは違って、大学の講義録をもとにして行動経済学歴史を振り返り、理論的にまとめた入門書である。 意思決定理論の歴史は古く、パスカルやベルヌイにさかのぼる。こうした理論において最大の問題は、不確実な未来のもとでどう決断するかということだったが、フォン=ノイマン以降の期待効用理論は、これを数学的に操作可能な公理系に単純化してしまった。それによってゲーム理論などの体系的な理論ができたが、エルズバーグのパラドックスやアレのパラドックスな

    自然科学モデルの限界 - 『行動経済学』
    castle
    castle 2010/02/28
    「人間の意思決定が価値関数のような数値として表現される発想が、人間を快楽を最大化するロボットと考える功利主義の変種。人間を本質的に理解するには認識論レベルから見直す「パラダイム転換」が必要なのでは」
  • アンチ・パテントへの転換? : 池田信夫 blog

    2010年02月09日01:40 カテゴリ科学/文化法/政治 アンチ・パテントへの転換? Economistによれば、アメリカの連邦最高裁はビジネスプロセス特許に歯止めをかける決定を行なうそうだ。1998年にハブ&スポーク特許が成立して以来、続いてきた愚かな特許戦争が、ようやく終結するわけだ。 特許の数を増やすことがイノベーションだと思い込んでいる人がいるが、両者は無関係である。日企業の取得した特許は人口比では世界一だが、ほとんどが死蔵されてイノベーションに結びついていない。経済学の実証研究でも、企業が競争優位を守るために使う手段としてもっとも重要なのは、速く開発することによるリードタイムや企業秘密で、特許はほとんど重視されていない。 理論的にも、Boldrin-Levineの示すように、特許や著作権は過去の技術を使った累積的な研究開発を阻害し、イノベーションには負の効果を及ぼす。かつて

    アンチ・パテントへの転換? : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/02/09
    「米国連邦最高裁はビジネスプロセス特許に歯止めをかける決定を行なう」「経済学の実証研究でも、企業が競争優位を守る為に使う手段として重要なのは、速く開発する事や企業秘密で、特許は殆んど重視されていない」
  • 存在論的ブラック・スワン : 池田信夫 blog

    2010年01月26日23:56 カテゴリ経済 存在論的ブラック・スワン タレブが"Black Swan"の第2版で追加した部分をツイッターで紹介している。あれを読んだとき誰もが感じる疑問は、彼はフランク・ナイトを読んだことがないのかということだが、これに反論してタレブは、ナイトのリスクと不確実性の区別は質的ではないという。 たとえば世界貿易センタービルで働いていた人にとって9・11は確率ゼロのブラック・スワンだったが、そこに突っ込む飛行機に乗っていたテロリストにとっては確率1に近い出来事だった。両者を知っている神がいれば「存在論的リスク」は計算可能かも知れないが、神はいないので、すべての社会現象はナイトの意味で不確実なのだ。それが機械的なリスクに見えるのは、特定の座標軸を固定した場合の錯覚にすぎない。 Black-Scholes公式に代表される経済学の理論は、社会の質的な複雑性を捨象

    存在論的ブラック・スワン : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/01/27
    「全てのリスクは主観的」「(特定の理論を固定しそれに合わない現象を捨象する)パラダイム自閉症は学問が職業として成り立つ上で避けられないバイアスであり、重要なのは、それを使う側がバイアスを弁えて使う事」
  • イノベーションは「いじくり回し」である : 池田信夫 blog

    2010年01月11日00:43 カテゴリ経済 イノベーションは「いじくり回し」である 日でも大ベストセラーになった『ブラック・スワン』に続いて、今年中に出るといわれるタレブの新著、"Tinkering"の草稿の一部が、彼のツイッターで公開された。ランダムなメモなので非常に読みにくいが、私が解読した範囲で簡単に紹介しておこう(日を追って逆順に書かれているので、最後から読んだほうがわかりやすい)。 書のテーマはイノベーションで、タレブはそれをtinkering(いじくり回し)と呼ぶ。イノベーションは、科学的発見に似ている(これは当ブログでも論じた)。それは論理実証主義の考えるような「帰納→理論→演繹」といった機械的な手続きで行なわれるのではなく、科学者の発見した仮説を検証(反証)するものだ。では、その仮説はどうやって発見されるのか。そこには論理はないのか――これは分析哲学の最大の難問であ

    イノベーションは「いじくり回し」である : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/01/11
    「(科学者がどうやって仮説を発見してるか)事実を色々な角度からいじくり回す試行錯誤によって解く方法論」「タレブも無秩序や不均衡を既存の理論で「プラトン化」しないで、ありのままにいじくり回せと助言する」
  • 行動経済学 : 池田信夫 blog

    2006年05月25日01:16 カテゴリ 行動経済学 行動経済学 経済は「感情」で動いている 光文社 このアイテムの詳細を見る きのうの記事でも少し言及した「行動経済学」の入門書。中心はKahneman-Tverskyのプロスペクト理論やフレーミング理論だが、多くの実例でわかりやすく解説されている。この種の理論は、経済学者はバカにしていた(2人とも心理学者)が、2002年にKahnemanがスウェーデン銀行賞を受賞して、にわかに注目されるようになった。 経済学、とくに消費者行動の理論は、来は心理学の領域である。「限界効用が逓減する」などという事実は実証されてもいないし、そもそも一意的な「効用関数」が存在するかどうかも疑問だ。Kahneman-Tverskyは実証データによって効用理論を否定し、「感情」によって消費者行動が決まる「価値関数」を導いた。ゲーム理論を使った「実験経済学」でも

    行動経済学 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2009/12/16
    「経済学、とくに消費者行動の理論は、本来は心理学の領域である。「限界効用が逓減する」などという事実は実証されてもいない」「理論が現実にあわないときは、理論を現実にあわせるべきであって、その逆ではない」
  • 生物は環境を改造して生き延びる - 『強い者は生き残れない』

    ★★★☆☆ (評者)池田信夫 新潮選書強い者は生き残れない環境から考える新しい進化論 著者:吉村 仁 販売元:新潮社 発売日:2009-11-25 クチコミを見る 進化論というと、一般にはドーキンスの『利己的な遺伝子』ぐらいまでしか知られていないだろうが、最近の進化論はゲーム理論などを使って複雑になり、経済学でも進化論を取り入れている。たとえば母親が自分を犠牲にして子供を守るような利他的な行動は、ドーキンスの紹介した血縁選択理論では遺伝子プールを最大化する利己的な行動とされるが、それでは説明できない現象も多い。 最近では、個体レベルだけではなく、個体群のレベルで淘汰が起こるという集団レベル選択という理論が有力になっている。集団と集団の競争では、エゴイストによる内部抗争の多い個体群は敗れ、利他的な個体の多い個体群が生き残るので、利他的な行動は集団を守ることによって遺伝子プールを守っているので

    生物は環境を改造して生き延びる - 『強い者は生き残れない』
    castle
    castle 2009/12/07
    「集団と集団の競争では、エゴイストによる内部抗争の多い個体群は敗れ、利他的な個体の多い個体群が生き残る」「複雑な進化の過程で生き残るのは「強い者」とは限らない」「環境の改変によって生き残る戦略もある」
  • もう「NTT問題」を卒業しよう : 池田信夫 blog

    2009年11月27日00:45 カテゴリIT もう「NTT問題」を卒業しよう きのうの慶応のシンポジウムの3回目のテーマは「NTT再々編」。最初はいささか気が重かった。私は1985年にNTTが民営化されるとき「巨大企業への転進」というNHK特集を担当し、半年ぐらいNTTに出入りしていたので、「NTT問題」とはそれ以来20年以上のつきあいだが、こういう非生産的な政治問題に大きなエネルギーを費やしてきたことが、日の通信業界をだめにした大きな原因だからである。 しかし始まってみると、出席者の意見は意外に似ていて、「もうこういう不毛な論争は卒業しよう」という点は一致していた。かといって、これは総務省の正副大臣がいうように、NTTを現状のまま放置することを意味しない。NTTに政府が出資して特殊会社として規制する変則的な経営形態をやめ、完全民営化するには、それなりの制度設計が必要だ。それが情報通信

    もう「NTT問題」を卒業しよう : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2009/11/27
    「日本のITゼネコンは、客を特注のソフトで囲い込んで「シャブ漬け」にするビジネスがおいしすぎて、シャブ以外の商品が作れなくなってしまった。電話時代のままのレガシー産業構造がイノベーションを阻害している」
  • 池田信夫 on Twitter: "私は木村太郎さんのときNC9にいたんだけど、彼は前説・後説ばかりか、原稿の中身やオーダーにも口を出した。デスクはいやがってたけど、あれがアメリカのアンカーマン=編集長のスタイル。でもそういう人は、NHKのような組織には長くいられない。"

    私は木村太郎さんのときNC9にいたんだけど、彼は前説・後説ばかりか、原稿の中身やオーダーにも口を出した。デスクはいやがってたけど、あれがアメリカのアンカーマン=編集長のスタイル。でもそういう人は、NHKのような組織には長くいられない。

    池田信夫 on Twitter: "私は木村太郎さんのときNC9にいたんだけど、彼は前説・後説ばかりか、原稿の中身やオーダーにも口を出した。デスクはいやがってたけど、あれがアメリカのアンカーマン=編集長のスタイル。でもそういう人は、NHKのような組織には長くいられない。"
    castle
    castle 2009/11/26
    「木村太郎さんは前説・後説ばかりか、原稿の中身やオーダーにも口を出した。デスクはいやがってたけど、あれがアメリカのアンカーマン=編集長のスタイル。でもそういう人は、NHKのような組織には長くいられない」
  • 人生の出口戦略 : 池田信夫 blog

    2009年11月25日23:23 カテゴリ経済 人生の出口戦略 きょうの磯崎さんのアゴラ起業塾は、すごい熱気で私も驚いた。講師の話も濃密だったが、100人近い満員の聴衆が、具体的に起業のノウハウを求めてい下がるのが印象的だった。失礼ながら、船が傾くと鼠が逃げ出す光景を連想してしまった。特に今の30代以下には、「終身雇用」という言葉は建て前以上の意味をもたない。40過ぎてつぶしがきかなくなる前に出口をさがさなければ、手遅れになるという感覚が広がっているようだ。 これは今日の磯崎さんの話の内容から考えると、グッド・ニュースではないだろうか。彼の説明によれば、日の個人金融資産1400兆円はじゃぶじゃぶに余っており、VCの資金は1兆円しかないのに投資先に困っている。けさの記事にも書いたように、ボトルネックは資金ではなく投資機会なのだ。投資機会とは、つまるところ人である。優秀な人材が官庁や大企業

    人生の出口戦略 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2009/11/26
    「一流企業をやめる事はリスクが高いため、優秀な人材が船と一緒に沈んでゆく。金は余っているのだから、流動性を高めるべきなのはマネーストックではなく人材」「ブ米:大海原で海の藻屑となる数の方が多いような」
  • 池田信夫 on Twitter: "@isologue 長銀も興銀も投資銀行への転身をめざしたけど、だめでしたよね。普通は資本主義は成熟すると金融資本主義になってもうけるんだけど、日本はその道が開けなかった。 http://bit.ly/55Z8Gz"

    castle
    castle 2009/11/22
    「長銀も興銀も投資銀行への転身をめざしたけど、だめでしたよね。普通は資本主義は成熟すると金融資本主義になってもうけるんだけど、日本はその道が開けなかった」
  • 幕末史 : 池田信夫 blog

    2009年08月16日20:12 カテゴリBooks 幕末史 幕末というと、司馬遼太郎の小説でおなじみの英雄の活躍する世界で、今さらという読者も多いだろう。書はそこを一工夫して、「賊軍」の側から明治維新を見る。これは『靖国史観』と同じで、坂龍馬はテロリストであり、新撰組はテロを防ぐ警察と同じ仕事をしただけだ。 書の主人公は、勝海舟である。勝は無役の最下級武士の子として生まれた。内職で暮らしを立て、正月のにも不自由する家だったという。彼が出世したのは、蘭学の知識と語学力のおかげだった。黒船が来港し、世界情勢の知識のある者が必要になったためだ。当時は幕府の身分制度も崩壊し、家柄や年齢に関係なく能力のある者が重要な仕事をまかされるようになっていた。勝が陸軍総裁として江戸城の無血開城を行なったのは、45歳のときである。 当時、西郷隆盛の率いる官軍は1万余の軍勢で江戸城を包囲し、決戦になれば

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    castle
    castle 2009/11/21
    「明治維新の時は勝のような戦略家が官軍にも賊軍にも輩出した。それは清が阿片戦争に敗れて実質的に植民地化され、黒船がやってきて、内紛を続けていては日本も植民地にされるという危機感が共有されていたため」
  • 池田信夫 on Twitter: "小泉内閣のときは、経済財政諮問会議という「司令塔」があったから、予算の骨格を6月ごろ「骨太の方針」で決めるという戦略的な方針がとれた。ところが「反小泉」を旗印にした民主党は、そういう制度設計なしに、負けを覚悟の「バンザイ突撃」をやっている。"

    castle
    castle 2009/11/14
    「小泉内閣のときは、経済財政諮問会議という「司令塔」があったから、予算の骨格を6月ごろ「骨太の方針」で決めるという戦略的な方針がとれた。が反小泉を旗印にした民主党はそういう制度設計なしにバンザイ突撃」
  • 日本語に主語はいらない : 池田信夫 blog

    2009年07月29日22:10 カテゴリBooks 日語に主語はいらない 学校文法では、「文は主語と述語によって成り立つ」と教わる・・・という文には主語がない。こういう場合、学校では「生徒は」という主語が「省略されている」と教わるが、この基準で日語の日常会話を分析すると、90%以上の文で主語は「省略」されている。世界の他の言語をみても同じで、主語が不可欠なのはインド=ヨーロッパ語族の一部に限られる。主語・述語モデルにもとづく生成文法も、「普遍文法」どころか「ヨーロッパ語文法」でしかない。 このように英語をモデルとして「日語は主語がないので論理的ではない」という学校文法に対する批判も古くからあり、時枝文法や三上章など、「日語の論理は英語とは違う」とする議論も多い。書は、学校文法や生成文法を否定する点ではこうした理論と同じだが、「日語特殊論」も批判し、日語と英語は同じ論理の変種

    日本語に主語はいらない : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2009/11/09
    「認知言語学では、統語論を否定し、文をメタファーの関係としてとらえる~外的な世界を概念化する過程であり、文法はその概念=メタファーの関係をあらわす形式」「論理的関係は集合の包含関係に置き換えられる」