自動運転タクシーを展開するWaymoは8日(現地時間)、米国アリゾナ州メサに新工場を開設し、自動運転車の大幅増産を目指すと発表した。 Waymoは現在、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティンの4都市で1500台以上の自動運転タクシーを運行し、週25万回乗客を運んでいる。 アリゾナ州メサの新設工場では、2026年までにさらに2000台を追加投入する計画で、アトランタ、マイアミ、ワシントンD.C.といった主要都市への展開を進める。 自動車部品大手マグナと共同で建設した同工場は、約2万2000平方メートルの広さを誇る。施設内ではジャガー製の電動SUV「I-PACE」にWaymoの最新鋭の自動運転システム「Waymo Driver(第5世代)」を組み込み、年間数千台規模での製造を可能にする。これによりWaymoは、米国内全域で完全無人運転による配車サービスを実現するという目標に
