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故・ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題は収まるどころかどんどん深刻化していっているようだ。 ジャニーズの顔とも言える元SMAP木村拓哉が、性加害問題を受けてCMが白紙になっていたことを週刊文春が報じた。 記事によれば、取りやめになったのは『資生堂』が新たに展開する高級メンズ化粧品のCM。木村をイメージキャラクターに起用する予定だったが、性加害問題が解決していないと判断し白紙になったという内容だ。 「ジュリー社長が動画でメッセージを投稿し謝罪したものの〝知らなかった〟というにわかに信じがたい発言をしたことで、世間の不信感はより一層高まったといえます。過去に文春の性加害に関する記事が裁判になっており、性加害については認められている。 にもかかわらず、現社長が知らなかったというのは通らないでしょう。大した問題にならないと〝たかをくくって〟放置していたとしか考えられない」(女性誌記者
法務大臣就任から3か月。前日の呆言を撤回、謝罪する葉梨康弘氏。エリート路線をまったり歩んできた世襲政治家の地元での素顔と評判は…… 写真:つのだよしお/アフロ またしても……呆れるほかない発言と大批判を浴びての撤回だ。 「法務大臣というのは、朝、死刑(執行)のハンコを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職なんです」 岸田改造内閣で法務大臣として初入閣した葉梨康弘氏は9日、岸田派のパーティで自民党所属の若手議員を前にこう語った。身内の席だから、少しおふざけを交えた自虐ネタを披露したつもりだろうか。しかし、このような「人の命」にかかわる「ネタ」を笑う者は一人もいなかったという。 「葉梨法相は死刑執行の最高責任者。そういう立場の人が、政治的に目立たぬ地味な仕事では選挙の役に立たないといわんばかりの物言い。ハンコを押した後に、法の名の下に人命が絶たれるということを想
「今年の春から日本維新の会が広報担当職員として30代の男性A氏を雇用しました。彼はもともと、参院議員の梅村みずほ氏(43)の公設第1秘書だったのですが、約1年前に殺人未遂容疑で逮捕されたことがあるのです」(維新の会関係者) ’21年4月、大阪地検に送検されるA氏。事件当日、A氏は知人らと酒を飲んでおり、飲酒運転の疑いもあった 写真:産経ビジュアル A氏が事件を起こしたのは、’21年4月のこと。大阪府堺市の路上で自身が運転する乗用車で知人男性に衝突したうえ、車を降りて、顔面を殴るなどの暴行を加えた。そして大阪府警に殺人未遂容疑で逮捕されたのだ。 「その後、大阪地検は罪名を傷害罪に切り替えたうえで、起訴猶予処分としました。ただ、公設秘書は給与が税金から支払われる存在であり、梅村議員は謝罪会見を開いています。もちろん秘書としては解任されました」(全国紙記者) 日本維新の会の党本部に連絡したところ
はんどう・かずとし/昭和5(1930)年生まれ。東大文学部を卒業後、文藝春秋入社。専務取締役を経て文筆業に。『日本のいちばん長い日』は終戦の日を描いたベストセラーとなり、映画化もされている。『ノモンハンの夏』『昭和史』『文士の遺言』など著書多数 作家で歴史研究家の半藤一利さんが1月12日に亡くなった。享年90。東大文学部を卒業後、文藝春秋入社した半藤さんは、専務取締役を経て文筆家に。終戦の日を描いたベストセラー『日本のいちばん長い日』をはじめ、『ノモンハンの夏』『昭和史』『文士の遺言』など数々の作品を書き残した。 歴史とは何か、戦争とはなにかという問いに徹底的に向き合った半藤さん。その根底にはどんな思いがあったのか。フライデーが2019年6月、ご本人にその壮絶な半生を聞いてまとめたインタビューをここに再掲する。 「オマエは非国民だ」 半藤氏は昭和5年、東京の下町、向島(現・墨田区)に生まれ
はんどう・かずとし/昭和5(1930)年生まれ。東大文学部を卒業後、文藝春秋入社。専務取締役を経て文筆業に。『日本のいちばん長い日』は終戦の日を描いたベストセラーとなり、映画化もされている。『ノモンハンの夏』『昭和史』『文士の遺言』など著書多数 「昨年、当時の天皇陛下の侍従から、『秋篠宮悠仁(ひさひと)殿下に、太平洋戦争はなぜ起こったのかを、わかりやすく話してください』という依頼があった。ですが、私は最初断ったんです。だって相手は小学校6年生の坊やですよ。そんな幼い子に単純明快に話せるようなことじゃない、無理です、と。だけど何度もお願いされて、じゃあさわりだけでも話しましょう、と出かけていったのが、8月15日でした」 秋篠宮悠仁親王は、まさに次代の天皇家を背負って立つ。その進講役として白羽の矢が立ったのが、昭和史研究家でもある作家・半藤一利氏(89)だ。秋篠宮家の”家庭教師”になったのが「
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