2017年5月に改正個人情報保護法が改正されて以降、データを連携させる取り組みが活発化。博報堂DYホールディングスも、「データ・エクスチェンジ・プラットフォーム」の稼働準備を進めている。同社マーケティング・テクノロジー・センター室長を務める、青木雅人氏に話を聞いた。 2017年5月30日に改正個人情報保護法が施行されて1年あまり。情報銀行やPDS(パーソナルデータストア)、データ取引所といった、データを流通、連携させるさまざまな取り組みが活発化してきた。 そんななか博報堂DYホールディングスも、2019年度の本格稼働を目標に、さまざまなデータを統合し、利活用できる「データ・エクスチェンジ・プラットフォーム」の設立準備室を立ち上げ、実証実験の実施と検証を進めている。データを連携するときに必ず出てくるのが、個人情報とプライバシーの問題だ。個人情報保護法を順守しつつも、自由に活用できる、この相反