前回の来日は6年前。「当時、小さな店でレーザーファイブのパッケージ製品を見かけたぐらいだった。このころは“Linuxって簡単なUNIX”と思われていた」とトーバルズ氏 Linuxは、リーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)氏がヘルシンキ大学在籍中に作成したというのはあまりにも有名な話だ。はじめて彼がLinuxのバージョン0.02を発表してから10年が経過、いまではLinuxを利用するユーザーは数十万人ともいわれている。 そのリーナス・トーバルズ氏が自叙伝「Just for Fun」(邦題:『それがぼくには楽しかったから』小学館プロダクション刊)の日本語版出版を記念して来日、5月30日に東京・渋谷で日本のLinux支持者や企業関係者とディスカッションを行った。 「絶対にスピーチをしないってことが条件で来日した」と開口一番にトーバルズ氏は言う。「人に披露するようなメッセージはないし

