都内の大手私鉄にも、極端に利用の少ない駅が存在します。それぞれ、どのような場所なのでしょうか。 利用が少ない閑散駅、私鉄にも 東京都内の大手私鉄では、多くの駅で1日あたり万単位の人が利用していますが、なかには1万人にも満たない“閑散駅”が存在します。それぞれ、どのような場所なのでしょうか。今回は各社が公表している2022年度の乗降人員データに着目しながら、5つの駅を紹介します。 東急大井町線:北千束駅(東京都大田区) ・1日あたり乗降人員:6657人 路面電車タイプの世田谷線を除き、都内の東急線の駅で最も利用が少ない駅です。住宅街のなか、昔ながらの区道をまたぐ高架橋のすぐ脇に駅の入口がありますが、高架橋が高さ制限2.6mとかなり低く、その注意喚起の看板がまず目につきます。 拡大画像 東急大井町線の北千束駅(画像:写真AC)。 駅周辺は狭く、バス路線などもなし。近くには目黒線・大井町線の大岡