「うどん県」のホームページに1カ月半の空白が出た。タレントの要潤さんらを起用して香川県をPRし、1千万件を超えるアクセスがあったが、5月初めに突然「製作中」に。県は「何が問題なのか」との姿勢で、説明はツルッと喉を通らない。 うどん県は、平成23年10月に「香川県はうどん県に改名します」と副知事に扮した要さんが宣言をする動画でブームに火が付いた。1日のアクセスは17万件。しかし、3月、サイトを作ってきた高松市の広告代理店との契約が満了。4月から映像制作会社と新たに契約するとともに、300万円で広告代理店との契約期間を1カ月延長した。 再び広告代理店との契約が切れた5月1日、サイトは突然「製作中」となり、事実上、閉鎖された。6月14日に映像制作会社が作ったサイトが公開された。県観光振興課は「動画などの著作権が広告代理店にあり公開できなかった」。一方で「この間、問い合わせはなく、悪い影響もない」