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2019年12月15日のブックマーク (5件)

  • 巨大台風襲来の1年…災害伝承は大水害を「予告」していたのか(畑中 章宏) @gendai_biz

    暴風雨と氾濫が頻発した2019年の秋 日列島は今年の8月末以降、大雨と強風の度重なる襲来に苦しめられた。 8月27日から九州北部で猛烈な雨が降り、河川の氾濫で市街地が冠水した。9月9日には台風15号が千葉市付近に上陸、強風による屋根被害など、家屋の損壊は5万棟を超えた。 10月12日には台風19号が伊豆半島に上陸し、各地に豪雨を降らせて、70を超える河川が決壊。さらに10月24日から26日にかけても大雨となり、再び河川が決壊した。 今秋の台風と豪雨による災害は被害が広範囲であること、また立て続けに起こり、同じ地域に繰り返し被害をもたらしたことなどにより人々に衝撃を与えたのである。 これまでの台風は、上陸後に勢力が衰えたものだが、海水温度の上昇の影響からか、台風は規模を変えずに、襲来することが多くなったように感じられる。気象庁が発する予報においても、「数十年に一度」どころか、「これまで経験

    巨大台風襲来の1年…災害伝承は大水害を「予告」していたのか(畑中 章宏) @gendai_biz
  • 「戦争の死者」とは誰か? いま日本人が考えるべき重要な問題(畑中 章宏) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    「死者」を思う季節 日人は夏になると、「死者」について思わざるをえなくなる。なぜならそれは、「お盆」と「終戦」というレベルが異なる二つの“行事”が真夏に行われるからだ。しかし、現在の私たちは、異常気象による灼熱の下で、十分に死者に思いを巡らせることができているだろうか。 古来日では、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)から派生した祖霊供養である「お盆」が、新暦の7月に、あるいは旧暦に8月に行われてきた。いまでは「盆踊り」も来は、死者の霊を慰めるため、共同体ごとに行われるものだった。 家々では、迎え火を焚いて先祖の魂を迎え、送り火とともに祖霊を送る。また麻幹(おがら)にキュウリやナスビを刺した「精霊馬(しょうりょうま)」が、お盆にあの世とこの世を行き来する祖霊の乗り物として供えられた。 現在公開中の映画天気の子』にも、迎え火と精霊馬が印象的に映し出される。『天気の子』は間違いなく、夏のお盆を

    「戦争の死者」とは誰か? いま日本人が考えるべき重要な問題(畑中 章宏) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 将来世代はグレタ・トゥーンベリを許さない? - himaginary’s diary

    ふと、かつて温暖化対策の行き過ぎを諌めたビョルン・ロンボルグはグレタ・トゥーンベリについて何か言っているのかな、とぐぐってみたところ、9月末にこのような論説を書いていることを知った。以下はその概要。 人間が気候変動の科学を理解して行動しないことは「悪」であり、気候変動によって「人が死んで」おり、あと8年余りで炭素の排出余地は尽きてしまうため、2028年までに化石燃料で動くものをすべて閉鎖すべし、というグレタ・トゥーンベリの国連演説は、良く見られる主張であるが、根的に間違っている。確かに気候変動は人為的な原因で現実に生じているが、気候変動で世界が終わるという彼女の見方は根拠が無い。IPCCによれば、2070年までの気候変動の影響は、生態系への影響も含めても、平均所得の0.2-2%の減少に相当する。その時までに、地球上の各人の所得は300-500%向上している。 1世紀前の生活はつらいものだ

    将来世代はグレタ・トゥーンベリを許さない? - himaginary’s diary
    deadwoodman
    deadwoodman 2019/12/15
    『環境危機をあおってはいけない』のビョルン・ロンボルグ/途上国に現時点で優先すべき課題があるのは当然。それとは別に長期的に解決すべき問題(気候変動)に対しても可能なリソースは割いていく必要があるのでは?
  • なぜ中世の日本人は「犯罪者の家を焼き払った」のか(清水 克行) @gendai_biz

    「ミミヲキリ、ハナヲソグ」 日中世とは、どういう時代ですか? 一般の方からそう尋ねられたら、私は迷わず、この『中世の罪と罰』を読むことを薦めるだろう。そして、私と同じように答える同世代の研究者は、決して少なくないと思う。 日中世史の魅力を一般読書界に広めることに大きな貢献を果たした網野善彦氏を筆頭に、石井進氏、笠松宏至氏、勝俣鎭夫氏という、中世史研究の黄金時代を築いたレジェンド4人が計10の「中世の罪と罰」をめぐる文章を寄せた書は、間違いなく戦後の日史学が生んだ名著の一つである。 書は1983年に刊行されて、研究者のみならず一般読者にも大きな衝撃をあたえた。現在、40代後半以上で、この時代に多少なりとも興味をもつ者なら、きっと覚えがあるだろう。 しかし、刊行から長い年月が経過し、いまの若い人たちのなかには、書に触れたことのない人も増えてきたようだ。当今は「歴史ブーム」というこ

    なぜ中世の日本人は「犯罪者の家を焼き払った」のか(清水 克行) @gendai_biz
  • 「バカにしてる」総ひらがなツイートが炎上した理由と日本の未来

    50時間から100時間の勉強で身につく日語 「英字新聞」と「中学校の英語教科書」どちらがいいですか? 「お互いさまの気持ち」で 今年の秋、台風がいくつも日列島を襲いました。その中でも、大型で非常に強い台風として、最大級の警戒が呼びかけられた19号について、あるツイートが注目を浴びました。日人が持った違和感の理由と、そのツイートに込められた「やさしい」理由について、考えました。 注目を浴びたのはNHKの公式ニュースアカウントが、外国人向けに警戒を呼びかけたツイートでした。 【がいこくじん の みなさんへ】 たいふうが つぎの どようび から にちようび、とうかいちほう や かんとうちほう の ちかくに きそうです。 とても つよい かぜが ふいて、あめが たくさん ふるかもしれません。きをつけて ください。 https://t.co/47Pb7NhZu6https://t.co/kHl

    「バカにしてる」総ひらがなツイートが炎上した理由と日本の未来