ベネッセコーポレーションは7月17日、同社の顧客情報を漏洩させたとしてグループ会社の業務委託先の元社員が逮捕されたことに伴い、顧客情報漏洩の概要・被害・顧客への対応などについて発表した。 今回、同社のグループ会社であるシンフォームの業務委託先の元社員が、担当業務のために付与されていたアクセス権限により、顧客情報が保存されたデータベースにアクセスし、不正に情報を社外に持ち出し、名簿事業者に売却していた。 今年6月下旬から、同社顧客に通信教育事業を行うIT事業者からのダイレクトメールが届き始め、顧客からの問い合わせが急増したことから、同社は調査を開始した。 その結果、入手した名簿に同社しか保有していないデータが含まれているとともに、名簿の大半の情報が同社データと一致したことから、同社が保有するデータが漏洩した可能性が極めて高いと判断した。 現在、金銭的な被害を受けたという報告はないという。 顧
![ベネッセが顧客情報漏洩の概要を報告、お詫び対応に200億円準備](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/82a7366c72f6b5c0c63117d2f0237b1d3d27e82e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2F20140718-a179%2Findex_images%2Findex.jpg)