イスラエル、ガザ空爆3日目 国防相「全面戦争」を宣言2008年12月29日20時28分印刷ソーシャルブックマーク ガザ地区南部ラファの難民キャンプで28日、イスラエル軍の空爆で建物が炎上し、逃げ惑うパレスチナ人の家族=AP 【エルサレム=井上道夫】 イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ガザに対する3日連続の空爆を行い、ロイター通信によると、これまでの死者は307人に上った。AFP通信によると、イスラエルのバラク国防相は29日、「ハマスとの全面戦争」を宣言。ガザとの境界には数十両の戦車や装甲車が集結、地上部隊の侵攻準備も進めており、大規模な戦闘への突入が懸念されている。 AFP通信によると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)はこれまでに、少なくとも51人の民間人が死亡したことを明らかにした。ハマス側は死者は300人以上でうち180人がハマスのメンバー、残る死者の中には民間人も多数