テレビ朝日の『サンデープロジェクト』で、竹中平蔵は、「コイズミ政権下では景気が良かったからジニ係数は上昇しなかった」などと言っていたが、毎日新聞が神野直彦・東大大学院教授の協力を得て行った調査では、コイズミ政権下でジニ係数が急上昇したという調査結果を出している。 「ジニ係数」が小泉政権下で急上昇したことを示す毎日新聞記事 - kojitakenの日記でも紹介した、2007年2月4日付の毎日新聞記事を再度引用、紹介する。 地域間格差:所得格差「小泉政権下で拡大」実証 本社集計 99〜04年の全国の市区町村の納税者1人あたりの平均所得に関し、格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに割り出したところ、02年を境に上昇したことが3日分かった。ジニ係数は毎日新聞が東京大大学院の神野直彦教授(財政学)の協力を得て割り出した。平均所得の最高値と最低値の差は3.40倍から4.49倍に拡大、小泉純一郎前政権