斎藤孝さんに『三色ボールペンで読む日本語』(角川文庫)という本があります。中味を要約すると、 本を読んでいて大事だと思ったところには青線を、非常に大事だと思ったところには赤線を、個人的に面白いと思ったところには緑線を引け。線は重なってもよい。積極的に書き込め。ということになります。(これだけです。) 試してみるとわかるのですが、これはなかなかよい方法です。 ただ、一つ難点があります。自分の本ならいいのですが、図書館などで借りた本の場合には、線を引いたりするわけにはいきません。 そうした場合にお薦めなのが、三色の付箋を使うことです。 具体的には、大事だと思ったところに青の付箋を貼り、とても大事だと思ったところに赤の付箋を貼り、面白いと思ったところに緑の付箋を貼るわけです。付箋の上には書き込みもでますから、必要に応じて要約やコメントを書きます。 あとは付箋をコピーするだけで、自然に読書ノートが