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2014年4月30日のブックマーク (1件)

  • 戦場での兵士の狂態

    戦争とは所詮大量殺人、大量破壊そして人間の平常心まで狂わしてしまう。 この夏の下丸子サークルの集会で、Mさんが 「国へ帰れば善良な一国民が、戦場では、民家へ略奪に押し入ったり、放火したり、そして暴行や殺人が何故平気でやれるのか」と、戦場での兵士の狂態について、疑問を感じていた。 その後私は、戦場での状況を頭に浮かべ、色々と考えてみた。たしかなものは「今生きている」という、たったひとつの偉い望みを胸にいだいての戦場で、送られてくるはずの糧がと絶え、今う米も無くなれば、あとは餓死するのを待つだけだ。でも戦うことがすべてに優先すると考えていた当時の私達は、たとえそれが日の部落であっても、逼迫した状態に追いこまれれば、やはり押し入ったと思う。ケースは違うが、それを証明したのが、多数の沖縄住民を銃殺した事件ではなかったかと思う。だから、糧が底をつけば、当然のように周辺の農家へ押し入った。