ビールの泡の挙動を解析するにはどうすればいいんだろう・・・・10年ほど前から考えて、いろいろと試行錯誤を繰り返してきました。ここではその過程を書いていきます。 まずは計算モデルで思いつくのは、当時(2000年~2010年頃かな)はやっていたDEM(Disceate Element Method)。 これは流体と粒子の連成解析。泡はタンパク質でおおわれているので結構堅そう。合一(合体)しないだろう・・個数も多いから大きな動きが計算できればいいので衝突は気にしなくてもいいだろう。そうなら泡は衝突を無視した粒子と考えて計算してもよさそうだ・・・。衝突を無視した粒子挙動なら簡単に計算できそうだ! 調べてみるとOpenFOAMにもicoUncoupledKinematicParcelFoam というソルバーがありました。ただしこれはすでにわかっている流れ場の中で粒子がどう動くかを計算するソルバーでし