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新書に関するdotohのブックマーク (5)

  • すでに文庫・新書バブルは崩壊? 勝ち残るのはどこ

    すでに文庫・新書バブルは崩壊? 勝ち残るのはどこ:出版&新聞ビジネスの明日を考える(5/5 ページ) 勝ち組はごくわずか、大部分のは売れていない このようにタイトルを挙げながら見ていくと、文庫も新書もなかなか賑やかであり、売れ筋も単純ではなく、活性化しているように思われるが、大部分のレーベルは全体としては売れ行き不振に苦しんでいるという。 「確かにベストセラーも出ていますが、勝ち組はほんの一部で、大部分は売れていません。出版社の経営を支えるのに、貢献していないのが実態です」と分析するのは、出版業界紙『新文化』の石橋毅史編集長。 書店にとっても、単価の安い文庫や新書ばかりが増えて、書棚が占領されるのは、経営面で好ましいとは言えないのではないか。話題性がある文庫・新書が呼び水になって、書店に人が来る集客効果は否定しないにしてもである。「読者にしてみれば、タイトル数が増えすぎて買っていられない

    すでに文庫・新書バブルは崩壊? 勝ち残るのはどこ
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    ノウハウの売れ行きは、タイトルの付け方が9割!? また、話し方の専門家、福田健の3部作『人は「話し方」で9割変わる』『女性は「話し方」で9割変わる』『子どもは「話し方」で9割変わる』(いずれもリュウ・ブックス アステ新書)のロングセラーは、先に竹内一郎『人は見た目が9割』(新潮新書)のヒットがあってのタイトルの勝利でもある。 ノウハウはタイトルの秀逸性が売れ行きを決める面があり、編集者はコピーライターのセンスが要求される。“9割”は依然、賞味期限中である。 単行の売れ筋である脳関連は新書でも好調。この分野の最大のヒットメーカーは脳科学者の茂木健一郎で、2000年代初頭の養老孟司の位置に替わって就いた印象だ。『化粧する脳』(集英社新書)、『欲望する脳』(集英社新書)、『ひらめき脳』(新潮新書)、『脳の中の人生』(中公新書ラクレ)、『すべては脳からはじまる』(中公新書ラクレ)、『「脳

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    また、女性向けの大衆恋愛翻訳小説、ハーレクイン文庫の外人女性モデルを起用した装丁に対し、青春SM小説確立を目指す作家サタミシュウの3部作『私の奴隷になりなさい』『ご主人様と呼ばせてください』『おまえ次第』(いずれも角川文庫)では、AV女優の大沢佑香を起用した。大沢佑香はグラドル出身のキュートなルックスにもかかわらず、アフリカロケで黒人と絡むなど恥辱の限りを尽くした激しい表現をする女優で、編集部の作家への期待のほどがうかがえる。 このようなエンターテイメントの一環としての文庫でないと、売れないかというとそうでもない。 古典では格差社会到来、ワーキング・プアや派遣切りを背景に、小林多喜二『蟹工船』(新潮文庫、角川文庫、岩波文庫)が2008年にヒットした。マルクス/エンゲルス編/向坂逸郎訳『資論』1~9(岩波新書)の人気も再燃しており、貧困に向き合った“左翼的”な古典は、経済不況と弱者切り捨て

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    すでに文庫・新書バブルは崩壊? 勝ち残るのはどこ:出版&新聞ビジネスの明日を考える(2/5 ページ) 佐伯泰英、海堂尊らの驚異の速筆が文庫を支える さて、文庫の売れ筋といえばまず挙げられるのは歴史物だ。 来は時代考証を前提とした英雄が登場する歴史小説と、時代的背景を借りて自由にストーリーを展開する時代小説は区別されるが、書店の書棚では歴史物として同じコーナーで展開されることが多いので、ここでは一緒に記述する。 歴史物というジャンルにおいて、当代最大のヒットメーカーは佐伯泰英であり、その驚異的な執筆のスピードから「月刊佐伯泰英」とまで言われる。しかも彼の作品は基的に時代小説の書き下ろしで、雑誌やハードカバーの単行を経ることはない。文庫で買うしかないので、佐伯泰英のチャンバラワールドにハマってしまった人は、足繁く書店の文庫コーナーに通うことになる。 それも『吉原裏同心』(光文社文庫)

    すでに文庫・新書バブルは崩壊? 勝ち残るのはどこ
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    書店に行けば文庫と新書の山――。特に「ブックオフ」のような新古書店や郊外書店の「TSUTAYA」などに行くと、ものすごい数の文庫や新書が並んでいる。その中には良書も多いのだろうが、一生かけても読みきれないので、いっそのこと「売場から逃げたい」といった衝動に駆られるのは、筆者だけではあるまい。 データで見てみよう。出版科学研究所によると、2008年1年間で出版された文庫と新書のタイトル数と発行部数は次のとおりだ。 2008年文庫・新書のタイトル数と発行部数(出版科学研究所調べ) - タイトル数(点) 前年比 冊数(冊) 前年比 文庫

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