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池田信夫に関するdotohのブックマーク (5)

  • 危機は避けられたか : 池田信夫 blog

    2011年03月15日09:27 カテゴリエネルギー 危機は避けられたか 福島第一原発の2号機で格納容器が破損したもようだ。作業員が退避したというから、サイト内で放射能汚染が始まったものと思われる。圧力容器の冷却水も失われたので、空だきになって炉心溶融が起こったことは確実だ。問題は、原子炉が破壊されて大量の放射性物質が大気中に放出されるチェルノブイリ型の事故が起こるかどうかである。 MITの研究者Josef Oehmenは楽観的な結論を出している。重要なのは核燃料がクールダウンしたことです。連鎖反応がかなり前に止まったので、今はただほんの僅かな余熱が作られているだけです。大量の冷却水はその熱を取り除くのに十分です。大量の水があるので、コアは深刻な圧力上昇を引き起こすだけの十分な熱をもはや生み出すことは出来ません。また、ホウ酸が海水に加えられました。ホウ酸は「液体制御棒」です。どんな崩壊がい

    危機は避けられたか : 池田信夫 blog
  • 関東大震災は再来するか : 池田信夫 blog

    2011年03月24日09:59 カテゴリその他 関東大震災は再来するか 「放射能で死ぬ」の類の話はすべてデマなので無視してもいいが、「東京にもマグニチュード9の地震が来る」というデマがFTで流されているので、簡単に訂正しておく。 この記事のようにプレート境界型と直下型を混同する人が多いが、両者はメカニズムのまったく違う地震である。今回の地震も関東大震災も前者だが、これはエネルギーが大きい代わりにめったに起こらない。1923年の関東地震(M7.9)は相模トラフを震源とするプレート境界型の南関東地震で、これと同じタイプは1703年の元禄地震しかなく、ほぼ200年周期と考えられている。したがって次の南関東地震は22世紀初頭、早くても今世紀末だろう。 東京で恐いのは、直下型である。これは平均23年ごとに起こっており、1987年以来、起こっていないので、2010年以降はいつ起こっても不思議ではない

    関東大震災は再来するか : 池田信夫 blog
  • 福島原発FAQ

    池田信夫 @ikedanob まだまだ問い合わせが来るので、確実にいえることを3つ:1.核爆発は絶対に起こらない。2.チェルノブイリのように原子炉が崩壊して大量の放射性物質が放出される確率はきわめて低い。3.万が一チェルノブイリ型事故が起こっても、首都圏にはほとんど影響はない。 2011-03-15 11:48:13 池田信夫 @ikedanob まだまだ来るので補足:チェルノブイリの場合は核燃料が暴走したままフタが開いたので高温の核物質が上空に届いて広範囲に広がったが、今回は連鎖反応が一応止まったので、そういう事態は考えにくい。 http://ow.ly/4eyZX (追記あり) 2011-03-15 12:27:20

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  • チャイナ・シンドローム : 池田信夫 blog

    2011年03月18日09:45 カテゴリエネルギー チャイナ・シンドローム 福島第一原発3号機と4号機の使用ずみ核燃料の冷却は、うまく行かないようだ。使用ずみ核燃料の放射能は核燃料よりはるかに高く、建屋が壊れて外気にさらされているので、これは原子炉より深刻な問題である。このまま水が抜けて再臨界が起こると火災が起き、高温の核廃棄物が周囲に飛散する事態も考えられる。これに乗じて、あちこちに終末論的なデマを売り込む人がいるが、ニューズウィークにも書いたように、チェルノブイリのような最悪の事故になることは考えられない。 現在の状況は軽水炉の事故としては想定内であり、その中でも最悪の事態(IAEAのレベル7)ではない。最悪の事故として想定されている「チャイナ・シンドローム」は、運転中の原発の冷却水が抜けて空だきになり、溶融した炉心が超高温になって炉内の水やコンクリートと反応して水蒸気爆発を起こし、

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  • 福島第一原発はチェルノブイリにはならない

    東日大震災は、東北地方に大きな被害をもたらした。中でも福島第一原発の火災はまだ続いており、さらに拡大しそうだ。特に3号機と4号機の使用ずみ核燃料が過熱しているため、ヘリコプターや放水車で放水が行なわれているが、高レベルの放射線が出ているため接近できず、思うように冷却できない。これを見てテレビでは「チェルノブイリになる」とか「東京都民も逃げろ」と不安をあおる人がいるが、これは誤りである。福島原発がチェルノブイリ原発のような大事故になることは考えられない。 その第一の理由は、いま過熱しているのが核の燃えかすだからである。チェルノブイリの場合は、原子炉の運転中に核燃料の制御がきかなくなり、核反応が爆発的に進んで超高温になり、原子炉を破壊した。その結果、高温の「死の灰」が噴煙となって成層圏まで立ち昇り、上空の風に乗って半径数百kmに降り注いだ。しかし福島原発では核反応は終わっており、核廃棄物の温

    福島第一原発はチェルノブイリにはならない
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