Webページのデザインに限らず、OSやソフトウェアのユーザーインタフェースなど、IT業界はこれまで、他社のものであれ良い部分は互いにどん欲に取り込むことで発展してきた面もある。 例えば昨年公開された「Yahoo!検索」を含め、多くの検索サービスのトップページはGoogleに似ている。シンプルなデザインのぺージに検索窓が置いてあるという構成は、気が付けば検索サービスの標準スタイルのようになっている。 また、mixiが2月8日に始めた「mixiニュース」は、サイト右側に「注目のニュース」を表示し、クリックするとカテゴリーごとに分類したニュースインデックスが出てくる仕組み。インデックスの体裁を含め、「Yahoo!ニュース」によく似ていると思ったユーザーは多い。 あるサイトが他のどんなサイトにもまったく似ておらず、完全にオリジナルだ、というケースは考えにくく、それはむしろ不便なサイトである可能性が