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音質と小寺信良に関するdotohのブックマーク (4)

  • 音と歪みの、いい関係

    歪みは今後どこに行くのか ここ最近のローランドとBOSSの製品は、COSM (Composite Object Sound Modeling) というオリジナル技術によって飛躍的に進化した。これは「音のモデリング」とも呼ぶべき技術で、チップや電気回路、ボディ構造や素材など、音に影響する様々な要素を解析してデジタル化していき、それらをもう一度理論的にくみ上げていくという、非常に手のかかる解析・再構築技術である。 音をシミュレーションするという意味では、サンプリングは手軽にある程度のレベルの音を提供してくれる技術だ。だが演奏として求められる微妙なニュアンスにまでは、追従できない。一方COSM技術では、素材レベルから音源を組み立てていくため、微妙なニュアンスまですべて作り出すことができる。 そしてCOSM技術は、エフェクターの世界でも強力だという。 「例えばあるギターアンプをシミュレーションする

    音と歪みの、いい関係
  • 音と歪みの、いい関係

    「音が歪む」とは何か 1960年代までは、真空管の時代である。当時のギターアンプの歪みとは、すなわちパワー段の真空管の歪みでもあった。 真空管の動作は、入力に対してリニアに動く領域があり、その先には飽和する領域がある。リニアで動く範囲での動作は今のHiFiの理念に通じるわけだが、この飽和する領域の動作こそが「ナチュラルディストーション」として、未だにギタリストの間で信仰とされている部分である。 BOSS、そして親会社のローランドもそうだというが、極力ソリッドステート、すなわちオールトランジスタで作るという基理念がある。悪条件下でも安定した性能が出せるようにと、ギターアンプにしろエフェクターにしろ、ごく一部のシリーズを除いて真空管を採用していない。では真空管を使わない歪みは、いったいどうやって作っていくのだろうか。 「方法はいろいろあります。トランジスタアンプを使ってゲインを上げる場合もあ

    音と歪みの、いい関係
  • 音と歪みの、いい関係

    歪みの歴史 「BOSS」と言えば、少しでもギターをカジったことがある人ならまずご存じだろう。ギター用エフェクターとしては、プロ・アマ問わず、国内外で高い評価を得ているブランドだ。会社としては、ボス株式会社。楽器メーカーとして知られるローランドの100%子会社である。 BOSSブランド初のエフェクターは「CE-1」という大型のコーラスアンサンブルで、これも非常に評価が高いのだが、BOSSの名を一躍世界にとどろかせたのはなんと言ってもコンパクトエフェクターシリーズである。最初のコンパクトエフェクターが「OD-1」というオーバードライブで、真空管ギターアンプを歪ませたようなマイルドな音が出るというものだ。 これが発売されたのが、1977年。当時中学生のギター小僧であった筆者も、もちろん買った。当時BOSSのOD-1は、エレキギターを買った次にデフォルトで買うものであったのだ。以降BOSSのコンパ

    音と歪みの、いい関係
  • ITmedia +D LifeStyle : 音と歪みの、いい関係 (1-4)

    音楽を聴くときの厄介者「歪み」。だが音楽クリエイティブシーンでは、実はそれほど嫌悪すべき対象ではなく、むしろ上手く利用している。歪みに対しての認識を改めると、音楽をもっと楽しめるかもしれない。 音楽を聴くときのことを考えてみると、「歪み」というのはあってはならない、とされている。ハイエンドなオーディオ装置だけではなくiPodのようなポータブル機器でも、音の歪みは極力排除すべきだ。 だが音楽クリエイティブシーンに目を向けると、実は音の歪みというのはそれほど嫌悪すべき対象ではない。むしろそれを上手く利用することで、表現力を増したり、ダイナミズムを生むためのテクニックとして利用されている。 普段我々音楽リスナーは、ただ「聴く」という消極的アプローチしかやっていないわけだが、歪みに対しての認識を改めることで、音楽をもっと楽しめるようになるのではないだろうか。 音の歪みと一言で言うが、実際には広義の

    ITmedia +D LifeStyle : 音と歪みの、いい関係 (1-4)
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