ココアといえば、脂肪分が多くて、甘ったるい飲み物だと思っている人も多いだろう。しかし、赤ワインに含まれる成分として、一躍有名になった「ポリフェノール」が、ココアにも豊富に含まれていることをご存じだろうか。 実はココアには、飲むと太るどころか、やせる効果がある。特に、夕食後に飲めば、食事で取った脂肪を効率的に燃やしてくれるというからすごい。この効果こそが、ポリフェノールによるものだ。 ポリフェノールには、体内の有害な活性酸素と結びついて、活性酸素が体内の細胞などを傷つけることを防ぐ“抗酸化作用”がある。さらに、指先などの末端部の血液循環を改善して、血液をサラサラにしてくれる。同時に全身の代謝を高め、脂肪分解酵素の働きを阻害して、脂肪の体内への吸収を抑制する。 さらに、ココアに含まれる健康によい成分は、ポリフェノールだけではないことも、最近明らかになってきた。このうち代表的な成分が、胃潰
ここのところ、健康を切り口とした緑茶製品が次々に発売されている。緑茶が健康に良いのは、もはや周知の事実といえるだろう。緑茶の効能として明らかになったものには、がんや動脈硬化、高血圧など、生活習慣病の予防をする働きがある。しかし、やはり最近もっとも注目されているのは、体脂肪の減少効果だろう。 緑茶にはカテキン、テアニン、カフェイン、サポニン、アルギニンなど豊富な成分が含まれる。なかでも、カテキンは緑茶の中に最も多く含まれている成分にして、最も有名なものだ。実はこのカテキンに、体脂肪の減少の秘密があるといえる。 カテキンとはお茶の“渋み”の成分で、体にいい成分として有名なポリフェノールの一種だ。体脂肪を減少させる働きとして、主に3つの効果を挙げることができる。 1. まず始めは、「脂肪の吸収を防ぐ」働き。食事で摂取した脂肪は、腸で『胆汁酸』に取り込まれ体内に吸収される。カテキンには、この『
昼食が終わった午後1時過ぎ、職場のトイレの洗面所で歯を磨くビジネスパーソンをよく見かける。虫歯や歯周病の予防とも思われるが、意外にも「口臭が気になるから」という人も多いようである。 口臭は、口から発生する悪臭のことで、敏感な人もいるが、他人に指摘されるまで気がつかない人も少なくない。他人に不快感を与えるほど異常なにおいは、虫歯、歯周病、口内炎など口腔内の病気によることが多い。 しかし、胃酸過多、慢性胃炎、胃潰瘍、食道がん、胃がんなどのほか、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、慢性咽頭炎などによっても口臭は起こり得る。また、他人には感じないのに、口臭があると思い込む心因性のものもある。こちらは特に、20歳代から40歳代の女性に多い。 口臭の原因となる病気がある場合には、それぞれの病気の専門の医師と相談して、治療を受けることが先決である。 漢方医学では、口臭は胃に熱があるため、あるいは胃腸が“虚し
日中、眼鏡やコンタクトレンズをするのは煩わしいけど、かといって近視を治すためにレーシックなどの手術(目の健康講座第10回:近視手術の“レーシック”は医師と十分に相談を)を受けるのは、少し心配だし……。 そんな人にピッタリなのが、今話題の“オルソケラトロジー”です。夜眠るときに特殊なデザインのコンタクトレンズを装用して、コルセットのように角膜のカーブを整えることで近視を治します。今回は、新たな近視治療の一つであるオルソケラトロジーについて解説したいと思います。 ハードコンタクトレンズを装用した状態で一晩寝て、朝起きた時に外す「夜間装用」という方法が日本では主流です。寝ている間にコンタクトレンズがコルセットの役割をして、近視や乱視のもととなる角膜のカーブを正常な状態に整えます。これによって近視や乱視が治って、裸眼視力が回復するというものです。 ただ、角膜は元のカーブに戻ろうとする性質があ
一時期、“右脳ブーム”というのが起きました。これは、大脳の機能が左半分と右半分で違うという、比較的最近の発見に端を発したものです。 人の大脳はボールのように丸いわけではなく、右半分と左半分に分かれています。もともと人の臓器は、腎臓や肺、目や耳など対になっているものが多いのですが、これらは左右で機能は同じです。ところが、脳はちょっと違っていて、単に右と左に分かれているだけではなく、機能の方も右と左でまったく違っているのです。 例えば、右側の脳は、画像処理、空間処理、総合判断力などに適し、合成的、全体的、感覚的、直感的な能力に優れています。一方、左側の脳は、言語、計算、観念構成に適していて、分析的で論理的です。 よく、右脳人間とか左脳人間などという言い方をしますが、個人によって、言語や数字の記憶やそれに伴う情報処理に優れている人、あるいは直観力や総合的な判断力に優れている人など、得意な方
若いカップルから壮年の夫婦に至るまで、長期にわたってパートナーと性交渉がない、いわゆる「セックスレス」の男女が増えているという。 「セックスレス」とは、決まった性的パートナーがいて、単身赴任や入院などの特殊な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトが一定期間以上なく、その後も同じような状況が長期にわたることが予測される状態をいう。日本では、1991〜92年ころからこの言葉が注目され始めたようだ。 では、「セックスレス」な男女の現状は、どうなのだろうか。2005年3月に「nikkeibp.jp」が行った調査「働く男女のSEX事情」では、ビジネスパーソンのセックスライフについて問いかけており、「セックスレスをどう考えているか」といった設問も投げかけている。その調査結果から、「セックスレス」な男女の実態と「セックスレス」に対する価値観などが浮かび上がっている。
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