満を持して発表されたウォークマンAシリーズが販売開始。発売開始直前には渋谷で50時間にも及ぶカウントダウンイベントが開催されるなど、力の入った船出だった。しかし、ライブラリーソフト「CONNECT Player」については作り込みの甘さを指摘する声が多かったほか、アップデートが短期間で2度も行われるなど、注目度に水を差す出来事も見られた。 国内ではあまり大きな話題にならなかったようだが、SONY BMGのコピーコントロールCDに、マルウェア(スパイウェアやワームなど“悪意のこもった”ソフトウェア)のrootkitに類したソフトが含まれていると指摘された問題も注目すべきだろう。 同社からは問題のコンポーネントを削除するアップデータが提供されたが、そのパッチにも問題があることが指摘され、結果としては当該技術を採用したCDの生産中止・回収に至った。このソフトは元来、コピー防止を目的としたものだが