よく幸せな人ほど健康だといわれ、ハッピーな人はストレスや苦しい試練にさらされていないと考えられている。しかし幸せである以上に、生きる意味を自覚している人の方がより健康的なことが米ノースカロライナ大学Barbara Fredrickson女史及び、カリフォルニア大学ロサンゼルス校Steve Cole氏の調査で明らかになった。 調査では、80人の被験者の幸せ度と生き甲斐の度合いをチェックした。幸せかどうかは「どれ位の頻度で自分は幸せだと思いますか?」「自身の人生に関心を抱く頻度は?」などの質問により、また生き甲斐については「社会とのつながりを意識する頻度は?」「世の中の役に立っていると自覚する回数は?」といった質問の答から探ったとか。 研究チームは遺伝子発現に着目しそこから健康状態を憶測するに、“幸せだけど生きる目的を持たない人々”は慢性的に人生に問題を抱えている人と遺伝子発現のパターンに変わ