創業期から設立50年までのヒビノの「社史」を、時代背景と共に全5章82話の物語で紹介します。 資料編では、ヒビノの4つの事業と製品・商品・サービスの変遷を年表でご覧いただけます。 17歳でテレビを自作し、「街の科学者」と呼ばれた日比野宏明は、1956(昭和31)年6月、東京・神楽坂にテレビの修理・販売を営む個人商店「日比野電気」を開業した。その後音楽喫茶の音響装置の製造・設置を手掛けるようになり、1964(昭和39)年11月、業務用音響機器の設計・販売を主業務とする新会社「ヒビノ電気音響株式会社」を設立。 1970年の大阪万博を境に、海外音響機器の販売へと事業の軸足を移し、コンサート音響という新しい事業領域を開拓していく。