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経済連携協定(EPA)で外国人の看護師や介護福祉士を受け入れて8年。インドネシア、フィリピン、ベトナムから計4千人近くが来日し、600人余が国家試験に合格した。労働力として期待される一方、合格者の3割以上は帰国などEPAの枠組みから離れた。「定着」はなぜ難しいのか――。 8月下旬、介護福祉士のインドネシア人女性(31)が6年半暮らした日本を離れ、母国に帰った。大きな段ボール箱一つ分は、介護と日本語の勉強の本で埋まった。「もう疲れ果ててしまった」 来日前はインドネシアで小児科の看護師として働いていた。EPAの募集を知ると、アニメで憧れた日本に行けると夢が膨らみ、2009年に応募した。 来日後、4年間は施設で働きながら研修をする。仕事は楽しく、覚えた日本語で利用者と冗談を言い合った。夕方には自習時間があり、月2回は日本語教室に通わせてもらった。日本の制度や専門用語は難しかったが、過去の問題を頭
2011年5月28日 18:51 こんにちは、DJのQ'HEYと申します。 かれこれ20年程DJを続けています。 現在は西麻布のelevenでレギュラーパーティー「REBOOT」を開催し、新木場ageHaではモンスターテクノパーティー「CLASH」との共催で「CLASH x MOON AGE」というのをやったり、毎年夏になるとビーチ・パーティー「Maniac Beach」や野外フェス「Metamorphose」などに毎年出演していたります。 ずっとテクノDJとして活動していますが、始めた当初はロックがメインでした。もっと前のことを言えば、最初にターンテーブルを手にしたのはヒップホップでの2枚使いやアカペラを混ぜたミックス作業やハウスでの繋ぎに興味を持ったからだったんですが、当時はあくまでも趣味。音楽的にはロックが好きだったので、あまりのめり込めませんでした。でも80年代末?90年代初頭のセ
DE LA SOULは、ニュースクールのホープだった。 80年代後半から90年代前半の所謂日本のクラブ黎明期を通過している人の大半は、山下直樹さんの事を知っているのではないかと思う。 山下さんは、下北沢にその時代あったクラブ〜ZOO~SLITSのオーガナイザーである。ナイトクラブの存在価値は様々な見方があると思うが、山下さんのオーガナイズしたZOO~SLITSからは、幅広いジャンルで多くのアーチストが生まれている。そういう意味では、当時そして現在まで唯一無二の存在のクラブであった。 セルクルルージュでは、これまで我々と深くつながってきた方々を紹介するPEOPLEというカテゴリーを作っている。 今回はその第3回目として山下直樹さんに、当時、そして現在を象徴するレコードやCDを持ってきて頂き、インタビューをさせて頂いた。 山下さんは既に当時のエピソードを『LIFE AT SLITS』(P-VI
秋本氏は高校卒業後、アニメ制作会社のアニメーターとなる。病気の母の看病のため、約2年で退社。投稿漫画家として過ごすが、母の死をきっかけに新人賞に応募した作品こそ「こち亀」だった。当時ジャンプは、ギャグ漫画の強化を図っていた。デビュー前には劇画志向が強かった秋本氏だが、編集者に、「ギャグで行こう」と言われて「こち亀」の連載を開始する。 あの小林よしのり氏が、「東大一直線」の連載を開始したのも76年。秋本氏を「同期」と呼ぶ小林氏が、当時を振り返る。 「秋本君とは担当が同じだったんです。今は集英社代表取締役になった堀内丸恵さんという人。当時、わしはまだ福岡に住んでたんだけど、堀内さんにくっついてなぜか秋本君も福岡に来て3人で『東大一直線』の取材に行ったりしてた。逆にわしが上京したら必ず3人でメシに行ったり。そうやって仲よくなりましたね」 その関係は今日まで続く。 出会った当初、秋本氏は口数が少な
日本人の戦争観を翻した『戦争論』から17年、小林よしのり氏が戦場ストーリー巨編『卑怯者の島』を上梓した。京都国際漫画ミュージアムで開催中の「マンガと戦争展」のイベントとして企画された小林氏と評論家・呉智英氏の特別対談。二人は小林氏が描く「マンガと戦争」について、議論した。 呉:「戦争だからみんないけない」とか、「日本人は被害者だったからみんな死んじゃってかわいそう」とか、あるいは「殺された支那人はみんなかわいそう」とか、そういう単純なものではないだろうと。それから、おそらくは、福岡という土地の中で、子供のころからそれをどれだけ聞いていたかわからないけど、大アジア主義における「黒龍会」(頭山満の玄洋社から派生した団体)などの流れもあって、やはり、評価すべきものは評価していかなきゃいけないという思想があったんじゃないかと思うんですけどね。 小林:そうですね。展示も見ましたけど、結局、わしの小学
ぜんそくなど重いアレルギー疾患を引き起こすたんぱく質を発見し、発症の仕組みを解明したと、千葉大の中山俊憲教授(免疫学)のチームが16日の米科学誌サイエンス・イムノロジーに発表した。このたんぱく質の働きを止める抗体を投与することで根本的な治療が期待できるという。 ぜんそくは気管支などが炎症を起こし、気道がふさがって呼吸困難を引き起こす。アレルギー反応を起こした病原性免疫細胞が血管の外に出て…
日本のあらゆる問題に疑問を持ち『ゴーマニズム宣言』にて問題を提起し続け、その歴史をまとめた『ゴーマニズム戦歴』(ベスト新書)も好評な漫画家・小林よしのり氏。 先月発売された『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』(文春新書)が話題沸騰中の伊藤祐靖氏。 この国の未来を憂うふたりが、国防と自衛隊の存在意義について問う、注目の対談! 米軍の弱点は「仲間を見捨てない」こと 小林 ハリウッド映画では米軍が敵に捕らわれた兵隊を救出しに行くシーンを度々描くんだけど、彼らはどんなに犠牲が出ても必ず救出に行くと決めてるんですよね。わしはアメリカが嫌いなんだけど、仲間を絶対に見捨てないというこの哲学は彼らの強さではないですか? 伊藤 いや、むしろ米軍の持つ数多い弱点のひとつだと思います。 小林 え、そうなの? 伊藤 彼らは死体も必ず回収するんですよね。そのために何名か犠牲が出ても必ず回収す
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