Ｌｉｂｅｒａｔｉｏｎ の記事から - 内田樹の研究室

フランスの新聞「リベラシオン」の１６日のネット版に福島の原発についての記事があった。 日本のメディアの論調とはだいぶ温度差がある。 日本における核事故は深刻さの段階を一段進めた。 「これはレベル６である」とフランスの原子力保安局局長のアンドレ＝クロード・ラコストはさきほど終了した記者会見の席で語った。 レベルの悪化は福島第一原発を襲った核カタストロフ(catastrophe nucleaire) における新たな二つの事故によってもたらされた。 水素による爆発が第二原子炉の建物内部で起きたが、この爆発は原子炉内にあるタンクを覆っている厚さ１６センチの鋼鉄製の容器およびその下部のコンデンサーを損傷し、穴をあけたものと思われる。これによって、内部の放射能が大量に漏出することになった。これまでは汚染された水の水蒸気の計画的な放出が周辺地域の放射能拡散の原因であったが、これはそれとは別のものである。

[katow]

フランスの方が正論。

[nekosichi]

原発の商売敵であるフランスとしては、死なない程度に失敗して欲しいというのが本音では？事故当時から、一貫してフランスは過剰反応を示している。

[tei_wa1421]

一応東京新聞ではスリーマイル以上の事態であると書かれていて、実質現状がレベル6であることを示唆していたが

[asahinoataru]

フランスのメディアの福島原発事故に関する見立て。日本国内メディアの論調と全く違ってかなり悲観的。

[qinmu]

フランスのリベラシオン紙の記事の翻訳。

[fragilee]

海外メディアの論調を視るときは、そのテイストというか方向性・思想性を考慮するのが鉄則です。>>

[gapao]

「これはレベル６である」とフランスの原子力保安局局長のアンドレ＝クロード・ラコストはさきほど終了した記者会見の席で語った

[Yamakatsu]

放射能測定値に基づいて格納容器の損傷を推論している