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asahi.com(朝日新聞社):反乱の背景に「現代的不幸」 「1968」の小熊英二氏 - ひと・流行・話題 - BOOK
反乱の背景に「現代的不幸」 「1968」の小熊英二氏2009年8月25日 60年代末、日本列島を揺るがし... 反乱の背景に「現代的不幸」 「1968」の小熊英二氏2009年8月25日 60年代末、日本列島を揺るがした若者の反乱とは何だったのか。小熊英二・慶応大教授(歴史社会学)が書き下ろした『1968』(新曜社)が、反響を呼んでいる。反乱の背景には当時の日本が直面していたアイデンティティー危機、心の問題ともいうべき「現代的不幸」の洗礼があったとする主張を、上下巻2千ページ超で展開した意図を聞いた。 機動隊との対決の武勇伝、バリケードの中の青春という祝祭的側面が強調される一方、内ゲバや連合赤軍事件へと至る負のイメージが人々の脳裏に刻まれてきた「あの時代」。62年生まれの小熊さんが目指したのは、断片でなく全体像を、社会科学的手法によって解き明かすことだった。 「天命ですね。誰もやらないから、仕方なく、と言うしかない。業みたいなものでした」。全共闘や新左翼セクトのビラから運動参加者の回顧録、当時の文化社
2009/08/25 リンク