いまや家事は、生産性の低い「衰退産業」！？：日経ビジネスオンライン

小さな女の子に「将来どんな仕事に就きたいの？」と尋ねた時に、「お嫁さん」という答えが返ってくるのは、決して珍しくないだろう。ここでは、「お嫁さんは仕事じゃないよ」と指摘するのがパターンだろうが、「お嫁さん」を、家事などの「家庭内労働」を主に行う「職業人」として捉えると、多少見方が変わるかもしれない。米国のデータを見る限り、家庭内労働（以降、単純化のために家事と呼ぶ）は対GDP（国内総生産）36％（2010年）という付加価値を生む、巨大産業だ。 衰退している「家事」という産業 そして、この家事という巨大産業が、衰退の傾向を示している。図1は、米国のデータを使って、家事と、サービス業の「拡大」総消費における付加価値の割合をプロットしたものだ。ここでいう「拡大」総消費とは、国民所得勘定のデータに表れる総消費に、データに表れない家事の付加価値分を足したものである。赤い実線が家事、青い実線がサービス

[fatpapa]

単純に置き換え比較が可能かは微妙だが指標としては面白い。バンコクなんかでは食事を家でほとんど作らず屋台で済ませる家庭も多いし、国と文化と物価と機械化度合い、更に都会と地方によっても相当異なるだろうけど

[kechack]

女性は「家に居て家事をしろ」的な言説に反発する一方、今まで女性が担ってきた労働をdisる言説にも反発するもの。

[cocoronia]

家庭内での労働生産性は一人暮らしなら食事は作らないが、4人家族になると作ることが多い＝コストパフォーマンスが良い＝生産性が高いというのがイメージしやすい。日本に外食文化があれば楽なんだがなぁホント。

[IkaMaru]

ただし食事の栄養価は付加価値に含まれない

[sakatre]

家事労働とか、夫が家事ができないとかよく言われてきたけど、実際に家事より遥かに大変な家庭労働は介護なんだよなぁ。介護は育児よりさらに大変だしね。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[asanomi7]

興味深い。「サービス業の方が家庭よりもより効率的に社会において付加価値を提供できるようになってきた」。日本でも、中食（お惣菜、お弁当）やレトルト食品を考えれば、そう言えるかも。研究をお願いしたい！

[Baatarism]

「家庭内労働の相対的生産性の低下とサービス産業の発展」

[SasakiTakahiro]

家庭内労働の相対的生産性の低下とサービス産業の発展。

[associe2010]

【日経ビジネスオンライン最新記事】いまや家事は、生産性の低い「衰退産業」！？（「気鋭の論点」）