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人口減少時代の交通再編 香川県「ことでん」が切り開いた、ローカル線生き残り戦術をご存じか | Merkmal(メルクマール)
ローカル線に打開策が見いだせないなか、香川県高松市を地盤にする高松琴平電気鉄道が持続可能な公共交... ローカル線に打開策が見いだせないなか、香川県高松市を地盤にする高松琴平電気鉄道が持続可能な公共交通網の再構築を進めている。いったいどのような取り組みなのか。 2020年に感染が拡大した新型コロナウイルスは、鉄道事業者に大きなダメージを与えた。テレワークの推奨やイベント自粛によって、外出の機会は大幅に減少。これに伴い、鉄道需要も激減している。 これまで地方の路線は、都市部の黒字路線によって赤字を穴埋めされていた。しかし、都市部の路線も収支が厳しくなり、赤字額の大きい路線を廃止するしかない状態にまで追い込まれている。 黒字路線が閑散路線の赤字を補填する構造はコロナ禍で一変したが、最近になって赤字路線の存廃議論がやかましいのはコロナだけが理由ではない。言うまでもなく、地方都市は急速に人口が減少し、鉄道需要も比例して急減しているからだ。今後、利用者が増加する見込みがないのは言うまでもないが、老朽化
2022/09/30 リンク