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ノーベル賞「青色発光ダイオード」はいかに生まれたのか
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ノーベル賞「青色発光ダイオード」はいかに生まれたのか
その日の夜、中村修二(当時37歳)は研究室のドアに鍵をかける前に、もう一度、中の暗がりを覗き込んだ... その日の夜、中村修二(当時37歳)は研究室のドアに鍵をかける前に、もう一度、中の暗がりを覗き込んだ。器具や材料が散らかった机の上に、ぼんやりと青い光が載っている。まるで大きなホタルのようだ。 「どうせ、明日まではもたんぜ」。中村は呟いた。光を放つ、その小さな装置は青色発光ダイオード(LED)と呼ばれている。電圧をかけると、光を放つ半導体である。赤や緑はそれまでに開発されていたが、青はまだないに等しい。ほんの数秒だけ光って消えてしまう。もし、明日の朝まで光り通してくれたら、世界中の研究者がこの20年間、躍起になって取り組んで誰もできなかった快挙を、なし遂げることになる。 その夜、ふとんに入ってからも浅い眠りを繰り返すだけで朝を迎えた。会社へと急ぎ、もどかしい思いで研究室のドアを開けた中村は、言葉にならない叫び声を上げた。薄暗がりの中で、青いホタルが昨夜と変わらぬ玄妙な光を放ちながら、中村を待

