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シリア人と空手で「決闘」し、反政府組織に目を付けられた日本人の実力 日本にはない空手がそこにはあった
滞在期限が迫る中、岡本は… シリアでの嵐のような2年が過ぎ、1971年末、岡本の青年海外協力隊(JOCV)派... 滞在期限が迫る中、岡本は… シリアでの嵐のような2年が過ぎ、1971年末、岡本の青年海外協力隊(JOCV)派遣は終わる。彼はシリアに残りたかった。あと数年、シリアやレバノンで指導を続ければ、地元に空手指導者が育つ。 砂漠にまいた空手の種は小さな芽を出しそうだった。このまま育っていけば、空手がアラブ一円に広まることも期待できる。岡本は海外技術協力事業団(OTCA)に派遣期間の延長を求めたが、受け入れてもらえなかった。たびたび問題を起こしている岡本に対し、大使館での彼の評判は最悪である。OTCAが契約延長を認めるはずはなかった。 そこで岡本を助けたのは、獣医師としてアラブ諸国の畜産業向上に貢献していた折田魏朗ぎろうだった。 「せっかくアラブ人が空手を受け入れようとしている。何とか岡本を残してやってもらえないだろうか」 折田は日本大使館の国際協力担当職員と折衝してくれた。大使館での折田の評価は高



2020/07/11 リンク