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陸軍を通して明治大正を知る―石光真清の自伝四部作
石光真清の自伝四部作「城下の人」「曠野の花」「望郷の歌」「誰のために(中公文庫)」は陸軍を通して... 石光真清の自伝四部作「城下の人」「曠野の花」「望郷の歌」「誰のために(中公文庫)」は陸軍を通して明治大正の歴史を知るのに最良の文学作品である。文学といってもフィクションではない。しかも出版を目的として書かれたものではないので作為や衒いがほとんど感じられず資料的価値は高い。司馬遼太郎の「坂の上の雲」では分からない日露戦争の裏面史でもある。 彼は明治元年熊本の生まれ。陸軍軍人。特に日露戦争直前、シベリアと満州での諜報活動で大功をあげた。ただ叔父の野田豁通(ひろみち)、弟の石光真臣(まさおみ)が同じ陸軍軍人として中将まで栄進したのに比べ彼は少佐で現役を去り、また彼のことを何かと気にかけていた陸軍大将首相田中義一が昭和天皇に叱責され辞職した後急死したこともあって軍人としては不遇であった。 また彼はシベリア出兵中、シベリアに詳しいこと見込まれて徴用されたが、その作戦目的のあいまいさ、軍規の弛緩ぶりを
2015/09/06 リンク