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【ネタバレ考察】筒井康隆「ロートレック荘事件」の叙述トリックを解く!
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【ネタバレ考察】筒井康隆「ロートレック荘事件」の叙述トリックを解く!
今まで、いろんな叙述トリックを扱ったミステリ小説を読んできましたが、その中でもこの作品はサクッと... 今まで、いろんな叙述トリックを扱ったミステリ小説を読んできましたが、その中でもこの作品はサクッと読めるボリュームでした。 ページ数にしてだいたい200ページほどとかなり短めな作品に仕上がっています。そのためでしょうか、犯人探しはやさしめ。 登場人物がそもそも少なく、必然的に犯人像も絞られる。早い段階で犯行トリックの伏線が描かれるため、叙述トリックは見抜けなくとも、コイツが犯人だろ!と目星を付けやすい。 というわけで、今回は1990年に新潮社から出版された筒井康隆さんの『ロートレック荘事件』の叙述トリックを考察していきますッ! [toc] 全体の構成この作品に使用された叙述トリックはだたの1つだけ。それは、主人公である浜口重樹の従兄弟である浜口修を作品中で徹底的に隠していたこと。 浜口修の名前が出てくるのは、第壱六章「錯」の最後。 「嘘だ。重樹がやったんじゃない」浜口修が悲痛にそう叫び、おれ