才能ない編集者の末路を毎日考えてるけど

書籍編集者7年目にして会社員カースト最下層へ落ちた。 はてな見てると、作家やデザイナーやライターにとって版元編集者は 「強者」に見えるんだろうなと思う。 でも、そんな人は上澄み数パーセントだ。 会社のノルマ（売上高と刊行点数）にヒイヒイ言いながら トップダウンの方向性に則り、企画を立てまくり ネットで著者を血眼で探し、新人にはとことんディレクションし、 社内内部調整に駆けずり回り、デザイナーやライターに頭を下げまくり ようやく本ができて、プロモーションも全部仕込んで、PR記事を書きまくり、 で、売れない。 売れる売れないは2週間くらいでジャッジメントされるから、 1年がかりで作り上げた本も、3週間目には「存在しなかったこと」のように扱われ、 まあそれでも半年後くらいに、ノルマ未達成率とともに赤字額が提示される。 これを年間15回くらい繰り返す。 それを何年も、繰り返す。 やがて社内での立場

[big_song_bird]

いや増田のような宮仕えなら、ヒット作がなくても勤務さえしてれば「一応は」給料出るよ？しかし作家さんは本にならなきゃ無収入だし、本がヒットして印税稼げなきゃ貧乏暮らしだぜ？フリーランスの厳しさ舐めるな。

[natu3kan]

売れる嗅覚の有る作家の担当になって下手に売れちゃって、それが自分の実力だと勘違いして、いろいろ口出しするようになって作家潰す編集に転生しちゃう人もいる。弱小出版社だと宣伝に予算もらえないから売れない

[kash06]

辛い。仕事できなくても、それでも生きていきたいよね、私もそうです。

[barbieri]

３年前の自分を見てるよう　　このサイクルは本当につらかった。年１２冊以上やって３～４冊重版かかるかどうか。あとは全部赤字で、他人の出した大ヒットで生かされてる感じ　　今は逃亡して割とぬくぬくしてる

[sukekyo]

あなたが「こんなバカ本誰が買うんだ？」って本を作ってらっしゃる方ですね。常々お会いしたかったです。で、あなたが失敗したって本を長々とブログのサイドに貼り付けてる人についてどう思います？

[KeitaroKitano]

興味深い。その体験を、ぜひ本に！

[abinosuke]

能力がなくてその自覚もあるのに、生殺与奪の権をもっているから「強者」と言われるのでは？そうしたポジションの中で競争があるのは全然別の話だと思う

[guldeen]

「売れる本」を目指すと、トンデモ本連発の「お日様マーク」出版になっちゃうからなぁ。

[chinpokomon_master]

これ、個人の能力に帰属させても全然意味がなくて、斜陽な業界というのはそういうものなんだよね。

[eirun]

赤字出しても７年間も首にならないんだから圧倒的に強者でしょう。作家がその状況なら本は出せないしとっくに飢え死にしてる。

[sp-yoshimura]

"新人の本を出すのは当然ながらリスクがあって、それでも出版したのは決裁する全員がきらめきに賭けたからです。"ここにグッときた。あなたは素晴らしい心の持ち主だ。でも自己否定はやめよ。最後は最後しかないから

[eigomango]

斜陽産業なんだからしょうがない。ポジショニングの問題だと思う。もう伸びる業界にも移れないということもないと思うけど。伸びている業界は人不足だから。

[noboyu]

是非日々の実情を綴ったブログかいてほしい。

[youko11448]

きつい

[colic_ppp]

配置転換なく編集としての末路は言われた通りに右から左へ仕事流すだけになること。この人は作家のことを考えているし、編集はジャンルよりもP向きかD向きかとかのがでかいし、それとやりたいことを見比べるといい。

[tohokuaiki]

“これが底辺版元編集者の実情です。漫画家さん、デザイナーさん、ライターさん、編プロさん安心してください。版元編集者にも逃げ道なんてどこにもないですよ。”

[Sediment]

シロクマさんが言うところのマッチョを強いられる職業の１つだな。

[kobake]

年に15回もトライ&エラーできるのか。羨ましい。

[watapoco]

契約書書く編集者になろうか？多分ヒットメーカーやってくるよ。当たり前のこと一切やらないで喚く編集者多すぎ。

[kamezo]

「作家」と書いているので文芸書？　他ジャンルはどう？　文芸書なんか書籍全体の１割ちょいなので。企画力がなくても編プロで編集作業に特化する手もある。35歳ぐらいまではジタバタできるんじゃないかなぁ。

[nicht-sein]

みんな、世間の人の５割は平均以下でしかないということを忘れている気がする。才能なくても何とか仕事を廻せるようにマニュアルとかあるけど、マニュアルがあればヒット作が量産できるということは決してない

[aoven]

解雇宣告を突きつけられるよりはマシではないかと思った。

[kobeni_08]

重版出来！と違うこと書いてあるね

[b_taro]

ぶっちゃけ数うちゃ当たるで数増やしすぎて、一冊当たりの数が減ってるだけの気がする

[tiisanaoppai]

会社として誰も助けてくれないの？

[hanamichi36]

いや、売れると思ったやつを引っ張り上げる事に全力尽くせよ。仕事を回す事が仕事になってるのだろうし、本末転倒になってるとクソだよな！どの業種でも

[Caerleon0327]

結局、時間/担当数＝質であり、担当数が大きすぎて、時間が掛けられないんだよな。

[suzukihanako13]

強者だったんだ、知らなかった。

[ysync]

爆発的に売れるもので、その他の売れないものを支えてる仕組みは怖いやね。複製コストが極小な電子書籍の方が業態に合ってる気もするんだが、どうなんだろな。

[go_kuma]

逃げようと思ってるから逃げ道がなくなるんだよ。探すのは逃げ道じゃなくて突破口だろ。(ドヤァ

[TM2501]

なんでなったの？雑魚の分際で。（※強者として生きる覚悟のないやつが強者の椅子に座ることほど、ありとあらゆるものを侮辱した生き方はない。）

[ganot]

この人にも同情するけど、この人の担当の作家さんはもっと可哀想だ。

[nekokauinu]

あなたの才能や怠惰のせいじゃなくて、書籍市場が急速に縮んでるだけじゃない？10年前はそんなに才気あふれる編集者じゃなくても、そこそこヒット（ラッキーだったのかもしらんが）出してたよ。

[ueshin]

重版出来みたいにいい話ばかりではないということ。売れる作品ってどうやったら、つかめるのでしょうね。

[digitalglm]

才能ない編集者の末路を毎日考えてるけど: 書籍編集者7年目にして会社員カースト最下層へ落ちた。 はてな見てると、作家やデザイナーやライターにとって版元編集者は 「強者」に見えるんだろうなと思う。…

[myogab]

作家としては、そんな奴に振り回されていると知ってる方が辛いだろうに…。非正規に社畜は辛い…と愚痴ったところで、いつ衣食住を失うか知れん奴にとっては、駄々っ子にしか見えんだろうねえ…。

[Arturo_Ui]

版元自体の経営体力が大きくモノを言うのがこの手の話の辛い所。編集ではなく営業に異動するetc.の手もあるが、会社によっては営業畑は完全運動部系だったりするし、迂闊にアドバイスできんのだ。とりあえず生きろ。

[htenakh]

俺も感じる。逃げ道が塞がれているように感じるのは日本人だけなのかなー…。

[closedsink]

別にフリーランス舐めてなくない？成功と失敗の振れ幅は作家の方が大きいけど、金銭で愚痴ってるわけじゃないでしょ。不幸自慢したいの？