パワハラされてリストラされたので、転職サイトに書き込んでやりました

連載目次 IT企業から社員が退職する際のトラブルについてはこれまでも、知的所有権の問題や引き抜きなど幾つか取り上げてきた。今回は、退職後に在職していた会社に対するネガティブな情報をSNSで発信したことが、損害賠償の対象となるか争われた裁判を取り上げる。 もちろんこうした問題はIT業界に限ったものではないが、労働の流動性が高く、普段からSNSなどを使い慣れている人間の多いIT業界では、よく起こりがちな問題である。 言うまでもなく日本国憲法では言論の自由が認められており、辞めた会社について何を言おうと、それが事実であり誹謗（ひぼう）中傷の類いに属するものでなければ法的な問題とはならないと思うのだが……。 悔しい！ 書き込んでやる！ 事件の概要から見ていこう。 東京地方裁判所 平成29年9月20日判決より あるIT企業において、取締役を務めていた社員が営業成績の不振により度重なる叱責（しっせき）

[quick_past]

Vorkers(現OpenWork)に洗いざらい書き散らしたことがあったけど、そのあと2,3件社会風土を批判するレビューが付いた後、すんごいわざとらしいポジティブレビューが付いたことがあって、社内に対策係がいるんだなと。

[rryu]

書かれたことは概ね事実ではあるが、それはそれとして50万円分の損害はありそうなので払いなさいという感じらしい。

[BIFF]

一般論として「たとえ辞めた会社であっても、その信用をおとしめるようなことをブログやSNSも書かない方がいい」は正しいと思う。記事にない「債務不履行」や「顧客情報等不正利用」が判決に影響した気もする。。

[TakamoriTarou]

高裁まで争ってりゃ覆った気がするなこれ。

[tettekete37564]

事実であるのであればもっと公益性が考慮されるべきだと思う。労基法的にも不法行為があるはずが、なにゆえ法人が優遇される判決になるのか理解できない。法人だからこそ個人以上に清廉潔白さを求めるべきでは？

[ino-agile]

閲覧の少ないブログなら居酒屋での愚痴と変わらないと主張できたかもしれないけど転職サイトで衆目にさらしたところが名誉毀損と判断されたのでは、と思う

[fuga_maito]

本件個人的に理不尽だと思うが、何を書くのも言論の自由の範囲ではありつつ『事実であるなら、民事的にも刑事的にも糾弾されるいわれはない』事実でも名誉毀損が成立するし、言論の自由＝ノーリスクで言えるではない

[deep_one]

案外負けてた。元役員だからか。