大江健三郎はなぜ嫌われるようになったのか - 黒色中国BLOG

最近は、時間があると上掲のシリーズ記事の下調べをしている。1960年の開高健訪中の記録である。 これ自体は全90頁程度の短い文章だけど、内容を詳細に解読するにあたって、訪中団の他の参加者の記録にも目を通している。他の参加者の記録を読むことで、開高健の見聞を多角的に検証できる…と思ったからだ。 そうすると、まず第一に目を通すのは、日本文学代表団の7名が共同執筆した『写真中国の顔ー文学者の見た新しい国』という本になる。 写真中国の顔―文学者の見た新しい国 (1960年) (現代教養文庫) 作者:野間 宏 メディア: 文庫 現在、アマゾンやヤフオクで古書が手に入る。 これを読むと、1960年時点で、7人の日本人がどのように中国を見たのかがわかる。そして、この7人の視点を通じて、訪中記を読んだ当時の日本人が、中国をどのような国だと認識したのか、時代の空気が読めてくるのではないか。 7人の記録の一字

[kogumaneko335]

今でもこの種の「〇〇は凄い、それにひきかえ日本は云々」って言説見かけるので真新しい物じゃないかもしれない

[cybo]

好みが違うだけで, 昨今の日本礼賛コンテンツと同じノリ.

[rascalrascal]

無自覚にプロパガンダに加担するおそろしさ。

[pokute8]

吉田清治の同類。後世で研究が進み正しい評価がされますように。https://bit.ly/3LiEdSB https://renaisjpn.exblog.jp/9732054/ https://www.kokuminkaikan.jp/about/kingen/kg/WWyOBy8a

[daaaaaai]

おもしろい。ただ1935年生まれで大学出たての大江健三郎が中国共産党の"おもてなし"を真に受けても仕方ないとは思う・・・。チベットなどの実情が明らかになってからどうコメントしていたかとかは気になる

[yasudayasu]

大江健三郎は、新中国にとって都合の悪いところを見せられていなかったのだ。

[uza_momo]

なるほど、と。

[Yagokoro]

戦後文化人は大体そうだが、本当に安っぽい男だよ大江健三郎は。

[hana3hana]

大江健三郎の目には赤色フィルターが付いていているみたいですね。それとも「美しい女の子」のハニー・トラップにでもあったのかな？

[Harnoncourt]

労作。あと、はてなブログはフォントを大きくしすぎると、PC閲覧時にスクロールが増えてアクセシビリティが落ちるということがわかった（苦笑）。

[cj3029412]

丁寧な記事ですね。私は開高寄りの人間ですが大江もほとんど読んでいます。60年当時、左翼の実践的意欲が中国を美しく見せがちだった時代の大江（25）ですから。ヒロシマだって若書きは読むに堪えないところがあり。

[strbrsh]

多重人格探偵サイコの雨宮教授のモデルは大江健三郎だったのか。