エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
“黒手塚”の問題作「奇子」を現代に! 手塚治虫・九部玖凛「亜夜子」(第112回)|好書好日
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
“黒手塚”の問題作「奇子」を現代に! 手塚治虫・九部玖凛「亜夜子」(第112回)|好書好日
3月5日、手塚治虫の生誕90周年を記念して月刊ペースで全18号を刊行する「テヅコミ」(マイクロマガジ... 3月5日、手塚治虫の生誕90周年を記念して月刊ペースで全18号を刊行する「テヅコミ」(マイクロマガジン社)の最終号が発売された。手塚を敬愛する現役のマンガ家たちが手塚作品のリメークに挑むという興味深い試みだった。今回はその中から『亜夜子』(九部玖凛)を取り上げたい。 原作はあの『奇子(あやこ)』――。戦後間もない青森県の旧家で22年間幽閉されて育った美女・奇子を中心に、殺人や近親相姦が頻出する陰湿な物語だ。『火の鳥』や『ブッダ』と違って小中学校の図書室には絶対に置かれない“黒手塚”を代表する問題作であり、膨大な手塚作品の中でも「最もエロい」といって過言ではないだろう。「ビッグコミック」(小学館)で連載された1972年から73年といえば『ブラック・ジャック』の発表前夜。少年誌から声がかからず、虫プロが倒産する「手塚の暗黒時代」として知られる。しかし、それは少年マンガ家としての暗黒時代に過ぎず