404 Blog Not Found:世代論には(いい)訳がある

2007年07月02日00:45 カテゴリCulture 世代論には(いい)訳がある 私自身、ものごとを決めるときには世代論にはほとんど重きをおかないのだけど、しかしなぜ世代論が発生するかは理解できる。 批評には世代論がついてまわる 映画批評を生産／消費している層とは、ヌーベルバーグの作家たちが旺盛に作品を発表していた時期に学生であった人たちなのである。 マンガ批評を生産／消費している層とは、ニューウェーブの作家たちが作品を発表し始めていた時期に学生であった人たちなのである。 アニメ批評を生産／消費している層とは、ヤマトかガンダムかエヴァがブームだった時期に思春期だった人たちなのである。 美少女ゲーム批評を生産／消費している層とは、Leaf・Keyがブレイクする時期に思春期だった人たちなのである。 例えば明治維新の頃、世代論はほとんど話題にならなかったはずだ。その代わり、話題になっていたの

[takanorikido]

まあ確かに2ちゃん人間とかmixi人間とかモバゲー人間とかニコニコ人間とかセカンドライフ人間とかいう分け方は単に世代論よりは有効になりうるかも。代わりなるかどうかはともかく。

[eal]

世代論無効→コミュ論有効の流れ。ヲタク論（おたく世代論）参考。

[webmarksjp]

review

[Bubbly]

ここで予言じみたことを言っておこう。今後は、世代論も役立たなくなる。世代論は1995年あたりまでは役立ち度が上がっていて、現在もなおマーケティングの基礎として使われてはいるものの、その後はむしろ急速に人々

[jazzfantasista]

論の発生には「どの水で育ったか」という点に根底にある。「出自論（地域）」→「世代論（時代）」ときて、これから来るのは、コミュ論。このコミュは地理的な距離ではなく、感性や共感の範囲のコミュニティー。

[elm200]

コミュがかつての出自や世代のような人々のグルーピングの基礎になる、かも、というお話。結構納得。

[lastline]

あ～、色々と分かるかもね。属というか族の問題？出地という観点なら、出身大学とかもそう。

[junkMA]

“コミュ論への移行”については、ぼくたちの洗脳社会（岡田斗司夫）でも言われてたね：しかし、消費の形態が変化し続ける限りは、状態世代別の論はなくならないと思う。

[kkbt2]

世代分析とかコーホートとかやるけど最近あまりやらない。クラスタリングでたいてい足りるけど、ぶちこむ属性として所属コミュニティというのはアリだろう。でも最近はクラスタリングそのものが厳しいので･･･

[SiroKuro]

出自論、世代論に替わる【コミュ論】

[udy]

人々を分類する手法としての「コミュ論」

[walkinglint]

卓見 > それでは何論が台頭するかというと、それはおそらく「コミュ論」といった感じになるだろう。

[ken_wood]

>世代論も反世代論も明治以前の出自論も「何に育まれて来たか」「どの水で育ったか」という点においては実は共通している。体の住まいと心の住まいが乖離し、世代論も役立たなくなり「コミュ論」が台頭してくる。

[mobanama]

『例えば明治維新の頃、世代論はほとんど話題にならなかったはずだ』本当か?そこまで言い切れる？/文芸批評と批評一般/出身母体・階層等の所属/世代はそこまで「所属」なのか←そのように思う人にはそうなのだろうな

[room661]

今後は、世代論も役立たなくなる。(略) それでは何論が台頭するかというと、それはおそらく「コミュ論」といった感じになるだろう。

[castle]

「それでは何論が台頭するかというと、それはおそらく「コミュ論」といった感じ」「「コミュニティ」というのは、物理的な立脚点をも含んだ概念だが、「コミュ」というのはもっと心理的なものだ」

[soylent_green]

日本で社会のクラスター化が進むということかしら