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英国の優位性は不変、EU離脱交渉でも主導権を握る
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院... 1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 英国の「EU離脱」の是非を決める「国民投票」で、「EU離脱派(以下「離脱派」)」が勝利したことによる英国内外の政治・経済の混乱が続いている。だが、この連載では、短期的に英国に損失があるとしても、中長期的には、歴史的に積み上げてきた英国の底力が発揮されることになると考える(第134回)。円高の急激な進行に慌てて、「木を見て、森を見ない」ことになっ
2016/07/05 リンク