ぶくまで見かけて、そして全体象は皆目わからないのだけど。 - finalventの日記

⇒宮台真司／東浩紀＠シカゴ 2009-03-31 - 日記＆ノート（転叫院） 最初にお断りすると、宮台真司・東浩紀には私はもう関心ないです、単純に。 でちょっと気になったというか、別に反論とかではないけど。 アメリカで過ごしていて、アメリカ人や他のナショナリティに属する人の話を聞くたびに、僕は現代日本の人々ほど、いわばサルトルが言ったような「自由の刑に処せられて」いる人たち、選択の自由と自己決定の義務に晒されている人たちはいないんじゃないかという感覚に捉われる。何も根拠はないけれど文化様式を選択しなくてはならないのだ。 そういう感覚もあるだろうし、そういう視点もあるのだろうと思う。 ただ、私というか、結果的にこの年こいてしまったその日本の安逸な時代を生きてみて思うのは、たぶん、オウム事件のころに転機があったのだろうと思うけど、なんというか、リアリティというのが喪失した状態じゃないかなと。

[takashi-ono]

与那原恵

[castle]

「リアリティというのが喪失した」「実際には、所属コミュないし、信奉するイデオロギーあるいは美感、といった、そういう仮託された自己のラベルがまさに自己でしかありえないようなリアリティの世界なんだろう」

[BigHopeClasic]

面白いことに、「もう頬杖はつかない」も「純」も、どちらも著名なエヴァンゲリオンの二次創作小説の題名に取られている。それをそれぞれの作者がどこまで意識的に行ったかは別として。

[goldhead]

「人の生のつづくかぎり／耳よ。おぬしは聴くべし。／洗面器のなかの／音のさびしさを。」と、金子光晴の「洗面器」を思い出した。

[ume-y]

「本当はそこで問われていたのは、あのどろりとした、血と糞と赤ん坊の泣き声に満ちたリアリティだっただろうし、泣き崩れた男が、どうリアルに立ち上がるかというテーマだったのだろうと思う」

[synonymous]

翁がたまたまその世界から外れていってるというだけという気がします。

[morutan]

無臭で無痛な便利なハイパーリアリティってやつだけど、ジブリ映画なんかもその辺テーマにしてるらしい。ポニョみてみよかな　｜真っ当な生命力的なものが反転分割してハイパーリアルとサバイブに分けられてるのかも

[hihi01]

血と糞のにおいと赤ん坊のなき声。たいして変わらない気もする。いなか街にいるからだろうか。「人生選択の自由、あははん♪」と歌いたくなった。

[Midas]

そうそう逃げきれるもんでもない。必ずグロテスクな形で回帰してくる。かつて怪談がそうだった様にむしろオカルトはその典型では。ヨガにせよライフハックにせよ肉体の問題。逆説的にその中でしか自由は感じれない

[tweakk]

失礼ながらちょっと安易な枠組みだと思うし感覚としては10年くらい前ではないか。今はウシジマ君とかふつうにみんな読んでるからこわかったりする。

[dolphincocoa]

「自由の刑に処せられて」と見えるのは、比喩的にいうなら、子をはらむかもしれない生理の臭いを漂わせた女という肉体のリアリティからの逃亡の成功であり、逃亡し終えた、肉体というリアリティを失った世界だろう

[arittake]

"肉体への乾き"

[haru666]

理性と本能の乖離が生と性を分離させ、郡が個と個へ分かたれていく。知識の牢たる法律のゲーム化の弊害か、知恵の実が持つ毒が真に僕らの脳を冒し始めたか、善悪の判断が麻痺し不感症がいよいよ僕らに終焉を齎す。

[nijuusannmiri]

半分分かるようで分からない問題。昭和の香りはちょっとだけ覚えてる。というか、たしかに平成7年頃までは残り香があったように思う。

[lsty]

群盲象を撫でる

[Saffiiiee]

休日に考えてみる